Other Tips & Hints
2.役に立ったしつけ項目
実際には、私の犬がキチンとこなせなかった項目もあります。反省も込めて、これは必要だ、役立ったと感じたしつけ項目をあげてみます。
他人や犬に無関心でいられる
- 人間同士でも、知った者同士がフレンドリーなのは快適ですが、道行く他人にやたら馴れ馴れしく近づかれては煩いと感じるでしょう?犬も同じだと思うんです。フレンドリーな犬に寄ってこられて嬉しい人もあるでしょうけど、道行く人は犬好きばかりとは限りません。道を歩いていて、いきなり見知らぬ大型犬に顔をペロペロやられたら、犬好きの私だってちとビビリます(^_^;)。
いろんな人が暮らす社会の中で、最大公約数的なふるまいの知恵が、普段飼い主以外には無関心でいられることを教えておくことじゃないかと思います。
犬に寛容な国でもお店によっては連れて入れない場所もあります。スーパーや食品を扱う店などです。店の前で大人しく待つ、待つ間は他の通行人に無関心でいる(=余計な愛想を振り向かない、もちろん吠えたり唸ったりもしない)。店の前だけでなく、街を歩く場合にも、『他の人にフレンドリー』よりも、『飼い主以外には無関心』でいられることの方が重要で、かつ、教えるのは難しいと感じました。イタリアやフランスの犬たちを見ていて感心させられたのも、この辺のしつけが徹底していることでした。
飼い主の食事中、足下でフセて待つ
- ヨーロッパでは、犬連れで入れる飲食店も多いですし、お友達の家を訪ねるときなど、このしつけが入っていれば、行動範囲がうんと広がります。
私と愛犬が練習した方法は、(1)犬の食餌より先に飼い主が食事をとる、(2)飼い主の食事中は、犬を足下にフセさせておくというものでした。お腹を空かせた犬の目の前で、自分だけ食事を取るのは、最初は残酷な気もしましたが、レストランではこのような状況にならざるを得ないですし、ボスが先にご飯というのは犬の世界では当たり前なんだと考えて、敢てそのような状況を作って練習しました。
常に飼い主がどこにいるか意識させる、呼び戻しの練習
- 勝手に独りで遠くに行ってしまわない訓練、とても大切です。私と愛犬も出国前の毎日、公園でロングリードをつけて練習しました。犬をロングリードつきで自由にさせておき、飼い主も犬に関係なく自由に歩く。犬の位置がロングリードの長さの範囲を超えて離れてしまいそうになったら、すかさず「No!」で(場合によってはチョークでショックをかけ)呼び戻すを繰り返しました。根気が要りましたが、犬が飼い主の居場所を常に意識するようになり、ノーリードにした際の安心感に繋がりました。また、何かに夢中になっているときも「Come!」で確実に戻ってくる練習も、ロングリードの助けを借りて繰り返し行いました。
独りで留守番(無駄吠え)
- 貴方が単身で犬を連れて行こうと思っているのでしたら、これが最重要課題かもしれません。学校へ行っているとき、用事で犬を置いて外出しなくてはならないとき、犬が部屋で独り大人しく待っていられないと、最悪の場合アパートやホテルを追い出される羽目になりますよ。ケージに入って留守番というところまでしつけておくと、さらに良いと思います。
到着後しばらくは、環境の激変から犬も落ち着かず、普段だったらお利口にお留守番できる犬でも不安定になることがあります。たとえそうなってしまっても、到着しちゃってからクヨクヨしない。犬の精神ケアも何とか工夫する一方で、ホテルのコンシェルジェには愛想良く♪、アパートだったら、ご挨拶ついでに犬も紹介してご近所とすばやく仲良しになる等、図太く多方面から攻めましょう。
ちなみに、私と愛犬の経験ですが、到着直後2〜3日滞在したホテルにいた頃は、一時的に別離不安っぽくなり、私が居ないと5分と大人しくしていられない状態で苦労しました。その後、アパートに移ってからは「ここが、あたちのお家!」と理解した?様子で、急に落ち着き、半日以上の留守番も大丈夫に戻りました。
飼い主について歩く(ヒールの練習)
- 海外へ出かけるとなると、たくさんの荷物を持ち歩いて、さらに犬のリードを持つという場面がたくさんでてきます。この時、犬がリードを引っ張って自分勝手に歩くか、ちゃんとヒールができるかは大きな差です。特に大型犬!!パスポートやお財布を出そうと思ってちょっと立ち止まった時に、いきなり犬にガンっとやられてすべての荷物をぶちまけた...なんて、慣れない海外で泣きたくなっちゃいます。
ペットシーツでトイレ
- 私の犬は「青空トイレ派」です。これでも日常生活に全く支障はないのですが、20時間近いフライトの後、到着した空港でちょっと困った経験をしました。空港広しと言えどもなかなか都合の良い「青空トイレ場」が見つからず、ロビーの隅で準備したペットシーツを広げてみたが、普段したこともないシーツの上でしてくれるはずもなく、あとちょっとでロビーを抜けて表に出られるという所で我慢しきれなくなって、公衆の面前でウンチングポーズに入られ、飼い主は大慌て(^_^;)。特に単身で犬連れ海外となると、長い留守番をさせなくてはならない場合も当然出てきますし、ペットシーツでも排泄するようにしつけておけば良かったなーとこの時思いました。
ケージに慣れさせる
- フライト中、犬は輸送ケージに何時間も入っていなければなりませんが、日頃からケージに入り慣れているのとそうでないのとでは、ストレスの感じ方に違いがでると思って、フライトの1ヶ月前くらいから練習しました。いつでもコマンド一つでケージに入り、大人しくしていられる訓練をしておくと、来客時や留守番の時も、飼い主・犬双方にとって余計な負担がうんと減ります。
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