■PETSによる、英国への犬の持ち込みに関して
渡英が決まったら、すぐに準備に取りかかりましょう。
最低7ヶ月の準備期間が必要になります。
1.マイクロチップ接種証明書を入手します。
動物病院でマイクロチップを入れてもらいます。
首の後ろにチクッとやるようです。
このマイクロチップ情報は、リーダーで読み取るのですが、PETSのプロシージャ‐に書かれているように、特殊なマイクロチップだと、汎用の読み取り器では読み取れないようです。
マイクロチップの製造元を動物病院の先生に確認して、それが、ISO準拠のものかどうか、確認してから、入れてもらうと良いです。
2.狂犬病予防注射接種証明書を入手します。
マイクロチップを入れてもらってから、予防接種をしてもらいます。順番を間違えてはいけません。
ここまでが、第一ステップです。
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3.検査用血液(もしくは血清)の入手
予防接種をしてから、30日以降に検査用の血液を採決してもらいます。これをイギリスに送って、認定機関から血清検査合格証明書を入手します。私は、BIOBESTにお願いしました。料金や輸送上の注意などについては、 BIOBESTのホームページ http://www.biobest.co.uk/ をご覧下さい。
これで、準備完了です。
4.辛抱の6ヶ月
合格通知をもらったら、検査した日から6ヶ月間、ひたすら待ちます。
私の場合、ステップ3が終わった時点で、家族を呼び寄せましたから、日本の友人に預かってもらいました。6ヶ月未満で渡英した場合、不足期間は、認定犬舎での係留が必要なようです。
5.渡英
さあ、フライトを決めましょう。
動物病院で出発24〜48時間前の寄生虫駆除をしてもらう必要がありますし、輸送できるのは、平日のみですから、それらを考慮する必要があります。
PETS認定の航空会社の情報が、PETSのホームページにありますので、(現在は、JALとANA)どちらかを利用します。
フライトが決まったら、動物検疫所と、輸送業者に連絡しましょう。
予約は出発日(平日)の7〜10日前、それ以前に仮予約等はできません。
私は、動物検疫所成田支所 検疫第2課(TEL:0476-34-2342)と日本通運 成田支店に
お世話になりました。
渡英当日、書類等に不備がないように、関係書類や関連情報の連絡など、何度かやり取りされることと思います。
6.英国到着
日本の輸送業者と提携している、業者さんが手続きをしてくれます。空港で再会を楽しみに、ひたすら待つのみです。
7.再会
長旅でヘトヘトになっているに違いありません。
到着してすぐ、与えられるように、トレー、水、食事の準備を忘れずに。
今回まとめた情報は、もう旧くなっているかもしれません。
具体的な方法は、 MAFFのホームページ、PETSのプロシージャ http://www.defra.gov.uk/animalh/quarantine/index.htm に全て書いてありますので、よくお読みになってください。
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最後に、参考のために、輸送費用の一覧と、必要書類の一覧をまとめました。
参考になれば、幸いです。
■輸送費用一覧
フライト日を決めたら、輸送業者に連絡します。
1.輸送料 ゲージと犬の合計の重さによって決まります。
ゲージの大きさは、犬の体長によって決まりますので、PETSのホームページを参照してください。ゲージに取り付けられる水飲み器を用意していくと良いです。
2.諸費用 約30000円
これには、輸出通関書類、運送状(AWB)イギリスサイドで発生する検疫検査
料代理通関手数、代理店手数料が含まれます。
■MAFF指定の書類一覧
1.PET TRAVEL SCHEME : EXPORT OF PET CATS AND DOGS FROM JAPAN
日本の動物検疫所に発行してもらいます。
マイクロチップ接種証明書、狂犬病予防注射接種証明書、血清検査合格証明
書が必要です。
2.CERTIFICATION OF TREATMENT AGAINST TICKS AND TAPEWORMS(ANENX 2)
これは出発の24〜48時間に行う寄生虫駆除に関して、かかりつけの獣医師に記入していただき、動物検疫所が裏書きする書類です。
3.PET TRAEL SCHEME DECLARATION
愛犬が6ヶ月間日本に在住していたという誓約書で、英国到着時までに作成
する書類です。英国大使館等で入手できますが、まずは、輸送業者にご確認ください。
4.英国税関様式 C5
輸送業者で用意してもらえます。当日、記入すれば良いです。
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■今回の旅の体験談
☆日本出国まで(夫担当)
6月13日(日本時間午前7時半)
成田空港駅で下車。
動物検疫所は駅から徒歩10〜15分。
検疫は8時半に予約してあるので、時間まで外を散歩。
同日(日本時間午前8時半)
検疫所にて輸出検疫。
犬の健康チェック(簡単に見るだけ)、書類のチェック。
(書類の不備を無くす為に、事前に検疫所と連絡を取り合うことが重要)
犬をケージに入れ、輸送中にケージが開かないように、
しっかりビスで留めてくれる。(この作業に時間がかかる)
これらは、日通さんに依託できる。
(動物検疫申請料¥2600、動物検疫代行料¥20000)
同日(日本時間午前10時-----イギリス時間午前2時)
検疫終了。
徒歩5分ほどの所にある、日通成田空港支店にケージを運ぶ。
日通さんに引き渡し、犬とはここでお別れ。
これも、日通さんに依託できる。(横持料¥1680)
同日(日本時間12時)
JAL401便にて英国ヒースロー空港に向けて出発。
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☆英国到着(妻担当)
6月13日(イギリス時間午後3時半)
ヒースロー空港に到着といっても、人間と同じターミナルに着くわけではない。
やはり、ここでもヒースロー空港の敷地内にある、
動物検疫所に行かなくてはならない。
前日、イギリス側の検疫代行をしてくれる業者に電話をし、
地図をFAXしてもらっていたので、助かった。
少し迷ったが、QUARANTINEという標識がでてきたので、
その方向へ行くと、黄色い建物(動物検疫所)があったのですぐにわかった。
JAL利用の場合、イギリス側で検疫を代行してくれる業者が指定されている。
JAMES CARGO SERVICES(01753ー687722)
予約などは日通さんが手配してくるのだが、手数料は別途で、£260かかる。
(注:全ての犬種が同じ金額かどうかは、わからない)
日本円に換算して、日通さんに前払いすることになる。
前日に待ち合わせ時間など電話で連絡を取っておくといいだろう。
同日(イギリス時間午後4時)
業者と待ち合わせをした時間だが、誰も来ない。
検疫所をのぞいていたら、建物の中の待ち合い室に入れてくれた。
(暗証番号式の鍵がかかっていて、勝手に入れないようになっている)
少しして、見覚えのあるケージ。
飛行機から車に乗せられ、動物検疫所まで運ばれてきたのだ。
元気そうに、吠えている。
しかし、となりの建物の中に持って行かれてしまった。
もう1つ大きなケージがある。
レトリバーだ。
夫が同じ飛行機にレトリバーが乗るよと言っていた。
朝、日本の検疫所で会ったそうだ。
2頭一緒に旅をしてきたのだ。
同日(イギリス時間午後5時)
少し前にレトリバーの飼い主がやってきた。
そして、やっとJAMES CARGOの人が来た。
まだ時間がかかるわ・・・と言い残して、どこかに行ってしまった。
同日(イギリス時間午後5時半)
まだ終わらない、もうここに来て2時間が経っている。
同日(イギリス時間午後6時)
夫も心配して、深夜の日本から電話をかけてくる。
夫からの電話は5分間隔になっている。
さっきは2分もしないうちにかけてきた。
あまりの遅さに、ふたりとも愚痴っぽくなってきた。
同日(イギリス時間午後6時10分)
リードをつけて、愛犬がでてきた。
ワンワン!
覚えている。
ちぎれんばかりにしっぽを振って、声にならない声(くいーんでも、わんでもなく)
をだし、思いっきり甘えている。
うれしくて涙がでてきた。
「12時間のフライトよくがんばったね!会いたかったよ。」
きれいに掃除されたケージを受け取り、輸入検疫終了。
日本の夫もやっと安心して、眠れる・・・。
同日(イギリス時間午後7時)
持って来た水を飲ませ、検疫所の周りを散歩をした。
うんちもおしっこもして、すっきりした。(犬)
これから3時間、車に乗って新しい家へ帰るのだ。
さあ、出発。
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