1998/08/20 北軽井沢ハイキング

on 1998-08-20 | Tags: ハイキング, 群馬, 長野

7月最終日、Amieは避妊手術を受けた。
心配と罪悪感で眠れない気分の私だったが、一方の本人は、もともと身体が丈夫だったからか、獣医さんの言うように若かったからか、見る見るうちに回復して周囲をほっと一安心させてくれた。 しかし、クーラーのない我が家で夏を越すのはつらかろうと、抜糸の済んだ08/07から2週間、Amieを連れて、またまた北軽井沢の山荘に居候することにする。 滞在費代わりでもないが、山荘のデッキのペンキ塗りを手伝うという約束である。

暑かった今年の5月とは裏腹に、この時期の北軽井沢は夜になると肌寒いくらい、犬にとっては天国である。 手術後間もないというのに、Amieは毎朝夕1時間ずつ森を散歩し、歩くうちに嬉しくなりすぎて藪の中を猛ダッシュで駆けずり廻っては、手術でハゲ状態のお腹に、小枝で作った擦り傷のコレクションを増やしていた。

08/20、北軽側の峰の茶屋というところから、軽井沢の三笠ハウスのあたりまで白糸ハイランドウェイという有料の林道が走っている。 途中に白糸の滝という美しい滝があって夏場渋滞することでも有名な道だ。 この道に寄り添う形でハイキングコースが設けられている。 この日、以前からちょっと気になっていたこのコースを、Amieと2人(1人+1匹)で歩いてみることにした。 全部歩くと往復20Km以上あるので、峰の茶屋から白糸の滝往復のショートコースである。

峰の茶屋脇に車を停めて、歩き出す。 いつも感心させられるのだが、軽井沢~北軽井沢エリアはハイキングコースが本当にきれいだ。 森の景観という意味でももちろん素敵だが、ハイキング客の投げ捨てていったゴミというよくある風景がほとんどない。 おかげで、Amieの拾い食いの心配をせずに歩くことができる。

なんだか低レベルな話で感心している。 「拾い食い」は止めさせたい課題の第1で、なんでもかんでも拾って食べる訳でもないし、見つけたらその度に叱るのだけれど、万年「気分は欠食児童」のAmieは、羞恥心もテレもなく拾って食うので困ってしまう。 だから、こういうきれいなハイキングコースは本当にありがたい。 年間に立ち入る観光客の数を考えると、もちろんお客のマナーも良いのだろうが、整備のご苦労が忍ばれる気がする。

さて、コースは緩やかなアップダウンの続く気持ちの良い森歩きである。 私達以外誰にも会わないので、Amieもリードは持たずに自由にさせてのんびり歩く。 思っていたよりも林道から離れているらしく、車の音も白糸の滝に降りて行くまで聞こえなかった。 8月なので、鳥のさえずりも少なくなっていたが、それでもアカハラ、アカゲラ、小さいカラ類などぽつぽつ顔を見せてくれる。 5月か6月頃の早朝に来れば、さえずりのオーケストラが聴かれるのではないかと思われた。 鳥はこちらが静かにしてさえいれば、結構姿を見せてくれる。 Amieはあまり吠えないので、バードウォッチング向きかもしれないなどと考えながら歩く。

下の方から観光バスや一般車のざわめきが聞こえてくると、一気に長い階段を下って白糸の滝に出る。 観光客でいっぱい。 犬を連れた人も何人か見かけた。 シェルティーを連れたおばさんは、服装から察するにこの近くの別荘族なんだろうなっていう感じ。

Amieは急に人混みに出てそわそわ、でもすぐに滝壺に駆け寄って水に入ろうとする。 人の居ない所ならまだしも、こんな所で水に入ってブルブルされた日には、周囲3m以内の観光客が濡れネズミになってしまうので、慌てて引き戻す。 アブナイ、アブナイ。 滝壺で水遊びに興じる子供達を横目で羨ましそうに見るAmieを引きずるようにして、早々に立ち去る羽目になった。

戻りはお昼過ぎで、何組かのハイキング客とすれ違う。 若いカップル、老夫婦、仲良し母娘...みんな気持ちよさそうに歩いているのが印象的であった。

往復7Km程だったろうか、お昼前の楽しいハイキングであった。

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