1998/09/13 お友達犬ホームズと常陸那珂海浜公園散歩

on 1998-09-13 | Tags: 公園, 散歩, 茨城

ご近所にAmieとは幼なじみのイエロー・ラブのホームズという犬が住んでいる。 穏やかな性格のおりこうさんで(But、やんちゃ坊主)、年齢もAmieと1ヶ月しか離れていないので、恐がりAmieが、唯一、壮絶なキックボクシングをしてじゃれることのできる仲良しさんだ。

この日、お家の事情でホームズを半日預かることになった。 半日間、狭い我が家に居てもつまらなかろうと、家から車で5分の所にある常陸那珂海浜公園という公園に出かけることにした。

行くのはおん君、私、Amieにホームズの総勢2人+2匹。 これを、私のジムニーにどうやって詰め込もう?荷台はAmieのケージでいっぱいで、ここに2匹は入れない。 前は運転席と助手席だけ、それもうんと狭い。 私とAmieは歩いて行くとかいろいろ案が出たが、結局ホームズの方が身体もデカイし一応お客さんなので、一番条件の良いケージ収容ということにして、Amieは私が抱いて助手席に無理矢理納めることになった。

せ、狭い...28KgのAmieは足下にうずくまれる様なサイズではない。 後ろ足で立って私に寄りかかった状態でなんとかドアを閉めた。 でも、Amieは窓から入る風が気に入り、結構ごきげんの様子。 後ろのホームズも広いのでくつろいでいる。

駐車場に車を停めて、公園に入る。 入場料は人間は400円、犬はタダ、車が一番高くて500円。 窓口で「犬はリードを付けて云々」の注意書きとウンチを拾うための黒いビニール袋を手渡される。 以前来たときは、犬連れはいちいち誓約書を書かされたのに、手続きを簡素化したようだ。 ヨシヨシ (^.^)

おん君が2匹をつれ、私が遊び道具を持って歩き出す。 大型犬、しかも対照的な黒白のラブ2頭が珍しいのか、歩いていると人が話しかけてきたりする。 周囲の注目を浴びてちょっぴり気分が良い。 おん君も同じ気分らしく、私が「2頭引きは大変だから、1頭替わろうか?」と提案するのに、おん君は「いいよ、いいよ、大丈夫」なんて言って替わりたがらない。

この公園の売りの一つが「大草原」と名付けられた、名前通りどこまでも続く芝生の大草原だ。 本当にデカイ。

ここで2匹共、ロングリードに替えて、サッカーだのボール取りだのをしてしばらく遊ぶ。 9月とはいえ結構暑いので水場で水を汲んではジャバジャバ2匹にかけてやると喜んで水浴びをする。 ほんとラブって水が好き。 木陰も適当にあるので、休憩&お昼寝。

付近でディスク・ゴルフ(ボールの替わりに、いかにも犬の好きそうなフリスビーを使う)をしているので、休憩中は2匹を繋いで置いたら面白いことに気付いた。 頭の良いホームズは1回リードでオエッとなってからは、繋がれていることが判って無駄な抵抗をせずに横になっているのに、Amieったら私が水を汲んで帰ってくる度に駆け寄ろうとしてグエッを繰り返している。 懲りないヤツだ。 前から思っていたことだけれど、人間に例えれば、ホームズが学級委員になるような秀才タイプなら、Amieは体育の時間だけが楽しみな小学生というところ。 同じラブでもこうも違うかと、おん君と2人で笑った。

2匹を相手にボールで遊んだり、ぷらぷら歩いたり、お花畑で撮影会をしたり、かくれんぼをしたり、昼寝をしたりしていたらお昼時になったので、園内の食堂で昼食を取ることにする。 2人で先に歩き出したらAmieはすぐについてきたのに、ホームズが来ない。 んっ??と思って、後ろを振り向くと昼寝をしていた東屋で、不安そうにこちらを見てクンクン啼いている。 どうやらまだリードに繋がれていると思い込んでいるらしい。 今回はホームズの賢さが裏目に出た。 ドジでかわいいので、2人で爆笑。 「もう、繋いでないよぅ。ホームズおいで~」と何度も呼ぶと、ようやく走って追いついて来た。

食堂には、丁度日陰の屋外テーブルがあったので、おん君に2匹を見ていて貰って、私がランチを取りに行った。 ランチ待ちの列に並んでいて、彼らはオリコウにしているかなとふと見てみると、なにやらそっちで人だかりがしている。 犬に触りたくて子供連れの家族が何組か集まっているらしい。 フレンドリーなホームズと一緒に記念写真なんて撮っている。 恐がりAmieは?と見ると、やっぱりそばで見学中。 「2匹とも飼っているんですか?」とかみんなにいろいろ聞かれて答えているおん君の得意げな顔が目に浮かんだ。

さんざん遊んで、人間は真っ黒に日焼けして、3時頃にホームズを送ってから帰宅。 あ~楽しかった。

後日談をひとつ:
ジムニーの荷台は普通のハッチバック式の車に較べると結構高い。 でも、Amieはそれまで難なく飛び乗ることができていた。 避妊手術から戻る日でさえもだ。 ところが、この日を境に乗ろうとしなくなってしまったのだ。 お尻を持ち上げてやると乗るので、乗ることが嫌なわけではないらしい。 フリスビーでは普段通りジャンプするし、荷台より高いくらいの土手にも飛び上がるので足を怪我しているわけでもない...「???」

振り返ってみたら、この日海浜公園に出かける時と帰る時、飛び乗るのに慣れていないホームズのことを、私が抱きかかえて乗せてやったのをAmieはじっと見ていたことに思い当たった。 しかも自分も抱かれていつもは乗れない助手席に乗せて貰えた。 ...きっと自分も乗れないっぷりをすれば毎回抱いて貰える(か、助手席に乗れる)とでも思ったらしい。

この甘ったれぶりは、その後しばらく続いて私を弱らせた。
本人も、甘えて乗れないフリをしているうちに、飛び乗るタイミングが判らなくなってきてしまったかのようだった。 一生懸命励ましたり、ケージにおやつを置いてみたり、ボールを投げ込んでみたりするのだが一向に乗れるようにならない。 しかも、出かける時は、時間が押している場合も多くて、Amieが乗るのをいつまでも待っているわけにもいかず、仕方なくサポートして乗せてやる日々が続いた。

でも、乗れるのに、甘ったれて乗らないなんてすっごくズルイ。
ちょっと離れた公園まで車で出かけたある夕方、相変わらず乗ろうとしないAmieに、ついに私の方がブチ切れて、「今日は自分で乗るまで絶対に許さない」と宣戦布告をした。

厳しい声で「ハウスッ」というと、しぶしぶ前足だけ荷台にかけて、お尻をピョコピョコ持ち上げるふり。 「がんばっているんだけど、でもねぇ、乗れないんだぁ~」というジェスチャーをしてみせる。 (ムムッ (-.-#)、ウソばっかり、あんたの場合は、やる気の問題だけでしょ!)

こっちも必死なので、よっぽど悪いことをしないと体罰はしない原則を覆して、皮リードの先でピシリッ。 再び「ハウスッ、頑張れ!」、「できましぇーん」、ピシリッ。 「ハウスッもう少し!!」、「や~ん」、ピシリッ...

暮れかけた夕日を浴びて、熱血監督と、監督に絞られる部員のシーンが、しばらく続いた後、Amieも今日ばかりは自分で乗らないことには許して貰えなさそうだと観念したようだ。 意を決したようにピョ~ンと飛び乗った。 「ヤッター、やればできるじゃん、Amieすご~い!偉~い!」、ボキャ貧の私が思いつく最大級の讃辞のシャワーと、ご褒美のおやつで誉めてやる。

本当に再び乗れるようになった瞬間は、スペシャル嬉しかった。 涙ウルウル (T.T) 学校に行けなくなった我が子が、再び心を開いてくれた時の親の気持ち、と言ったら大げさかな?

記事本文おわり