1999/01/07 空の旅(番外編):犬も時差ボケするか?

on 1999-01-07 | Tags: イタリア, 航空輸送

今回の航空輸送が、Amieに与えた精神的・身体的影響について、少し触れたいと思う。

まず、精神的影響について。

Amieは、ラブラドールにしては臆病で神経質な方だろうと思う。 さすがにフィールド系の血統だけあって雷や地震といった自然現象にはほとんど動じないのだが、一方人や犬には警戒心過多で、飼い主以外にはほとんど慣れないので、もともと他人に預かって貰ったりはさせにくい性格だ。

そんなAmieが飼い主から離されて15時間、訳の分からない乗り物で輸送された結果どうなったか?

...イタリアについて何日か、Amieは顕著に別離不安を示した。 いわゆる「独りぼっちにしないで病」である。私にとって、これは意外であった。 と言うのも、遊び人でしょっちゅう出かける飼い主に順応せざるを得なかった結果だと思うが、ともかく、Amieは小さい時からお留守番の聞き分けが良いことだけは我が家で定評があったのだ。 そのAmieなので、安心してホテルの部屋に留守番させて、20分程買い物に出かけ、戻りがけに、フロントから「犬が啼き叫んでうるさいので、他の宿泊客からクレームが入った」と知らされた時は耳を疑った。

空の旅の影響だけではなくて、恐らく、いきなりがらっと変わった街の匂い、聞こえる音、風景も彼女の不安感を増大させたものと思う。 Amieは、犬にしては相当旅慣れているはずだが、それでも日本国内だけだから、こんなに全てがいきなり変わってしまって、元来臆病なのもあって混乱しちゃったというところだろう。

フロントから「どこへ行くにも犬を連れて歩け。 今度騒がせたら追加料金を徴収する。」と勧告され、犬連れでは朝食を食べにダイニングに降りることもママならずに、一時はこの先どうなることかと心配したが、次第に治まって、3日後にホテルからアパートに移ってようやく安心したのか、今ではずいぶん落ち着いている。 まぁ、今回の経験がAmieの精神鍛錬に多少とも役立つならば、食べ損なった2回分の朝食くらいは、安すぎる授業料に違いない。

次に、航空輸送の身体的影響について-要は犬も時差ボケするか?である。 Amieの場合、答えはイエス、確かに時差ボケらしき状態になったと思う。

まず、生まれて以来ずっと習慣だった「起きて朝イチにウンチとおシッコ」のリズムが戻るのに、2~3日かかった。 また、同じく到着後2~3日は、暇さえあれば貪るように眠りこけていた。 以前から暇だと寝ている犬だったが、この間の眠り方は、暇つぶしに寝ているというよりは、むしろ「眠りこける」という感じだった。 もっともこちらの方は、到着翌日から毎日4~5時間の街歩きに付き合わせた影響も大(要は単なる疲労)かもしれないので、なんとも言えない。 日本帰国時にもう一回チャンスがあるので、その時確かめられると思う。

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