1999/01/15 ミラノの犬事情(2)

on 1999-01-15 | Tags: イタリア, 公園

Amieとミラノに来てから10日、アパートに住みだしてから1週間が過ぎ、朝夕のお散歩タイムも含めて生活のパターンもだいたい決まってきたのに前後して、私とAmie待望の「犬の散歩友達」が出来た。

毎朝のように会うのは、イエローラブのエリオット(君)、おチビのルル(ちゃん)、ゴールデンのトビー、寒がりでいつも青いコートを着てくるダルメシアン、珍しい黒のチャウチャウ、その他日替わりで大勢。

毎朝8時前後になると、アパートの近くにあるPIAZZA BRESCIAという大通りの真ん中のちょっとした広場に、どこからともなく犬連れがぷらぷらと集まってくる。 なんとなく互いに「お知り合い」で、人も犬も(?)それぞれ世間話をかわしたり遊んだりする光景は、東京の住宅街あたりのそれと似ている。

ずうずうしい私は、当初の計画通り、彼らを相手にせっせとイタリア語の練習に励む。 犬という共通点があるので話したいことは山ほどある。 Amieは恐がりなので、第1に覚えたのが、「Ha paura(怖がっているわ)」という言葉。 Amieがしっぽを巻いて逃げ回っていると大抵の人がこの言葉をかけるので自然に覚えてしまった。 あと、「この子はうんと内気です(E' molto timida)」とか、そんな言葉ばっかり。 ああ、情けない

...というのは半分冗談で、どうしたら歩道や緑地から外(=道路)に出ないように教育するかとか、色んな事をイタリア語で教われるので、毎朝の20分間は本当に貴重な時間だ。 (語学留学を考えている貴方、少なくともイタリアでは犬を連れて行くと学習効果アップ間違いなしですよ)

ついでだから、辞書にはあまり載っていない犬関連のイタリア語をひとつご披露: ジャーン!おしっこが「PIPI(ピピ)」で、うんちが「POPO(ポポ)」で~す。 かわいいでしょ?たぶん幼児語から来ていて、日本でいうと「ちっち」みたいな感じだと思う。 私も、PIPIの方は「サン・ロレンツォの夜」という映画の中で、女の子が「おシッコしに行った」と語る部分が出てきて知っていたのだが、ウンチの方はずっと判らなくて、つい最近ある飼い主さんに教えてもらった。

ところで、犬連れ同士が初めて出会うと必ずといって良いほど、先ず「E' maschio o femmina? (その犬オス?メス?)」と聞かれる。 Amieはメスなので、「E' femmina」と答えると、大抵向こうはリードを外したり、短く持っていたリードを戻してコミュニケーション・タイムになる。 実際にそういう場面に出くわした事はないが、想像するにイタリアの犬もオス同士は時に張り合うこともあるらしい。

さて、ミラノはそもそも公園とか緑地が多くない。 それだけ都会と言うことなんだろうが、東京に較べても、いわゆる児童公園みたいな囲まれた緑地がぐっと少ないような気がする。 (子供達はどこで遊んでいるんだろう?私がまだ所在を知らないだけかな?)

ミラノの道は、丁度、神経細胞みたいな形-放射状に延びた路々が、節々で結合している-になっている。 節にあたる部分は、Piazza~(なになに広場)と名前がついてちょっとした緑地になっていることが多くて、だいたい飼い主さんは犬をそこで放して遊ばせているようだ。 私達が毎朝出かけるポイントもそうした広場の一つである。 でも、場所的に何本もの通りの連結点、一歩緑地をはみ出せば交通量もかなりのものの道路なので(囲いはない)、最初は放すのにちょっとドキドキした。

私達が毎朝行く広場には、いろんな犬種が集まってくる。 小型犬(小型犬についてはよく犬種名が判らないので失礼!)、イタリアン・グレーハウンドみたいな感じの犬、チャウチャウ、シェパード、リトリバー系、セッター、ポインター、ダルメシアン、テリア系...

今朝なんてブラックのグレートデンを見かけた。 街中で(つまり檻の外にいる状態のを)見たのは初めて。 足がスラリでお腹がキュッ、堂々としていて、つい、見とれてしまった。 (かっこいい!反面、グレートデンってよく見ると、顔つきがどことなく大人になりきれてない感じでカワイイ!ラブにしては馬面のAmieと、その子の顔立ちが似ていることも発見した)
だ・か・ら・明日の目標= グレートデンの飼い主さんとお友達になるっ!
で、犬に触らせてもらう(ドキドキ)!!
で、Amieとその子が仲良しになると良いな~!!!

余談だが、昨日の新聞広告で、GUCCI DOGのリードと首輪250.000Lit.というのを見た。 シンプルでなかなか素敵だった...けど、大ざっぱに100Lit=8円として、だいたい2万円っていうところ、貴方なら買う?

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