1999/01/21 PAGANO駅近くのドッグランと, Mt.STELLA

on 1999-01-21 | Tags: イタリア, ドッグラン, 公園

はじめに、この場を借りて訂正したいことがある。
まず、何日か前のこのページにラブやゴルは少ないと書いたが、ミラノ中央駅からCENTRO(中心街)を歩いた私のたった3日間の経験&感想。 CENTOROを少し離れて住宅街に住んでみると、ラブはやっぱりイタリアでも人気犬種であった。 もちろんジャーマン・シェパードやボクサー系、ハウンド系の犬種が人気なのは変わりないが、レトリバー系(どちらかというとゴルよりラブ)も負けずに多い。

もう一つ訂正。
町中ウンチだらけなところばかりじゃないことも判ってきた。

どちらかというと、新しいビルの並ぶ住宅街に行くほど、緑地や歩道がきれいなような気がする。 きれいな公園では、排泄物を持ち帰る人も多い。 また路上の排泄物を汚いと感じている人も多い事も判ってきた。 昨日は、ある美容院の前の道でAmieがウンチをして、回収したにも関わらず、お店の中から人が出てきて(路上に少し跡が残ったことに対して)一言文句を言われた。 そこを自分たちのお客さんが通るのだから無理もないか...と、日本から来たばかりの感覚からはそう感じる(反面、みんな放ったらかしなのに、なんでわざわざ拾っている私が文句言われるのぉ?!とも思ったけれど...。)

さてさて、私の通う学校は、午前だけで1時前に授業が終わるので、天気の良い日の午後は2時前後から2時間くらいずつ、Amieを連れて街をあちこちさまよい歩くのが日課になっている。 こっちに着いた翌日にミラノの市街地図を買って、そこに毎日歩いたルートを蛍光ペンでなぞっているのだが、日に日に塗りつぶされたルートが増えるのが楽しみなこの頃である。 (ミラノの街は道が直交していなくて複雑なので、歩き回るなら地図を買うことをお勧めします。 市街地図には街路名索引が付いており、また市内の街路には、必ず街路両端の建物に街路名が書いてあるので、地図さえあれば、先ず迷いません。)

今週は、自分の住むDE ANGELI(メトロの駅名)の近くを中心に町の西側を攻めてみた。 ミラノの西側と私が言っているのは、地図でいうとだいたいスフォルツァ城より左側、ミラノ見本市、SAN. SIROというサッカーグラウンドや競馬場で有名な地区を含む部分である。

このうちDE ANGELI辺りまでは旧市街っぽい雰囲気が残り、それより外側は建物もデザインが新しくてベッドタウンといった感じである。 旧市街の方が建物の表情が面白く、ショーウィンドーも華やかで、それらを眺めながらぷらぷら歩くには楽しい。 特にDE ANGELIからWAGNER、PAGANO辺り(いずれもメトロの駅名)はどの道を選んでもそれぞれ魅力的だと思う。

そしてこの旧市街エリアにはとても良いドッグ・ラン(イタリア語でRECINTOという)があるのです。 場所は、PAGANO駅の近く、丁度Via.P.CAPPONI, Via.BURCHIELLO, Via.PALLAVICINO, Via.PANZINIに囲まれた広い公園の一部。 夕方3時頃ともなると、あちこから犬連れの人達が集まって来て、自分たちの-老若男女・犬種さまざまの-犬同士がじゃれ合ったり追いかけっこをしたりするのを眺めながらくつろいだり、ボールを投げてやったりする風景を見ることが出来る。

だいたい3ヶ月の子犬位からいて、同年代の子犬同士で転げ回っている。 たまには他の犬の機嫌を損ねるようなことをして追いかけられ、悲鳴をあげて服従の姿勢をとったりしている。 なんだかんだとこうやって犬同士のつき合い方を習得していくんだな~というのがよく分かる。 Amieも3ヶ月過ぎ位から努めて他の犬に会わせる努力はしたつもりだけど、こんなに日常的に遊べる相手はそう多くなかったのでとっても羨ましい。 (そもそもたとえドッグランが無かったとしても、こっちの犬って自由度高いし、喧嘩でもしない限り飼い主同士も犬同士を遊ばせておくことが多い)

世間話がてら飼い主さんたちに、日本では基本的には常時リードに繋いでいないといけないのだというと、ものすごく驚き、日本の犬は気の毒だという顔をする。 ついでに、Amieがとても内気で怖がりなのもそのせいだと思うらしく、「ここ(=ドッグラン)に毎日連れてきて、他の犬を知っていけば徐々に怖がらなくなるよ」、「piano,piano(少しずつ、少しずつね)」と言ってくれる-確かにAmieにとっては良い経験に違いない。 (Amie、たくましくなれよ~)

もう1カ所、私たちが散歩中見つけた素敵な場所として、SAN.SIROの近くにある、MT.STELLAという僅か標高180mの山の公園を紹介したい。 広い散歩道をゆっくり犬を遊ばせながら歩いても、20分もあれば頂上まで着いてしまう、散歩には丁度良いサイズの公園だ。

SAN.SIRO辺りは住宅街で、こっちも午後になると犬と飼い主のカップル?がたくさん(ほとんどノーリードで歩いている)。 2頭、3頭連れた人も多い。 毎日来ていてお互い知り合いの人も多いらしく、飼い主たちがおしゃべりしながら歩くのに前後して、犬たちも群をなして登ってきたりしている。 犬連れ同士は心安いのか、私自身も初日からいろんな人と挨拶を交わし、おしゃべりできて楽しかった。 公園はところどころ広い緑地があって、中心街の公園に較べると遥かにきれいなので、私とAmieはここに来るときはサッカーボール持参で来ることに決めた。

頂上は360度の展望が望める。 初めて行った時に、山の頂上で出会ったおじいさんが、Amieのことを撫でながら、「ここは霧やもやのない日に来れば、ミラノの街全てと、遠くはモンテ・ローザ(アルプス第2の高峰)が見渡せる」と教えてくれた。 そのおじいさんは別れる前に、「自分はモンテ・ローザの出身だ」と誇らしげに言っていた。

冬のミラノは晴れていても霞のかかったような時が多くて、まだミラノ中心街のドゥーモや、おじいさんの故郷まで見渡せる日にあたったことがないのだけれど、帰国するまでにはいつかきっとここの頂上からモンテ・ローザを拝みたい?ものだと思う。

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