1999/05/28~30 北軽井沢小旅行(犬仲間と一緒に)

on 1999-05-28 | Tags: 公園, 宿泊, 川, 群馬, 車, 長野

Amieと私が週1回通っているしつけ教室の先生が、北軽井沢方面の小旅行を企画してくれた。 犬連れで泊まれるペンション貸し切り、2泊3日の旅である。

話はまだミラノにいる頃からE-mailで聞いていて、日本で「犬と泊まれるペンション」に泊まったことのない私は興味津々、しかもしつけ教室で犬・飼い主共々仲良くして貰っている人たちとの小旅行ということで、ずっと楽しみにしていた。

ちなみに、今回の旅行参加者は、先生を含めて人間12名、犬7頭(G.シェパード1、ゴールデンR.2、ラブラドールR.3、ボーダーコリー1)。 各家族それぞれが車に乗ってきたから車も7台。

朝6時半すぎ、集合場所の常磐道守谷SAに次々と参加者の車が到着し、犬のトイレ休憩を兼ねて緑地に集まってきた。 犬たちは既にハイ・テンション、人間の方は早起きしたのでちょっと眠たげ。 これから都内が混まない内に外環を抜けて関越道に入るつもりで、朝7時出発予定である。

長距離の旅行が初めての犬もいるし、車の台数も多いので、途中何カ所か犬のトイレ休憩を入れながら碓氷軽井沢ICまで高速道路、その後北軽井沢まで一般道を行く。 トイレ休憩の度に、先生が10リットルのポリタンクの水をバケツにあけてくれ、犬に与える。 天気は今ひとつだったけど雨が降るほどでもなく、渋滞もなくて午前中にすんなり北軽井沢エリアまでたどり着いた。

初日はまず浅間牧場の丘を上がった広場で、ボール遊び。 犬たちは、広々した草原でとてものびのびとして楽しそうだ。 投げてやるボールは、最近私たちの中でちょっと流行っている100円ショップのミニ・サッカーボール。 小さいボールにあまり興味がないAmieも、なぜだか、サッカーボールのデザインだと嬉々としてボール取りに参加する。 しかも臆病で他の犬と一緒にボール取りが出来なかったかつてのAmieが、近頃は先生がちょっとハンデをつけてAmieに取りやすい方向にボールを投げてくれるとボールに突進していくようになり、少しずつながらも成長の跡が見られるその光景に、Mammy(=私)は涙ウルウルしちゃいました。

さて、ひとしきり運動をした後で駐車場に戻った。 駐車場に面して、浅間牧場のおみやげ屋さんが並んでいて、店頭のワゴンの中にミニウサギ(生きてる)が何匹もいる。 去年来た時に、Amieに驚いて一斉に逃げ出し、当のAmieが腰を抜かす程驚いたあのウサギたちである。 今年のウサギたちはなぜか大型犬が何匹も近づいても平然としている。 さすが、観光地のウサギ、パワーアップしたもんだ...と感心しつつ、私とおん君、Amieは車に向かう。

他の飼い主さんと犬たちも車の方に戻ってきたのに、ふと気が付くと一組だけ居ない。 振り返って見ると、黒ラブのイジーったら、ウサギがよっぽどお気に召したのかウサギのワゴンに張り付いて動かないの。 イジーの飼い主さんが「旅先でイジーの他にウサギまで飼う羽目になるところだった」と後で言っていた位気に入ったようで、車の方に引きずられるように戻ってきてからも、ふざけて「ウサギどこー?」というと身を乗り出していた。 おもちゃやさんの前で座り込んじゃった(「サザエさん」に出てくる)タラちゃんみたいでかーわいい。 でも、ワゴンのしたから黒い物体がぬぉーっと顔をつっこんできて、ウサギの方は生きた心地がしなかったかもね?!(さして驚いている風には見えなかったけど)

昼食後、ちょっと軽井沢プリンスランドの別荘街をお散歩してからペンションに向かう。 別名キャベツロードと呼ばれる広域農道から、少し奥に入ったところにあるペンションで、なかなか清潔感のある館内だ。 玄関先には犬の足拭き用のおしぼりや、ウンチバッグが用意されていて便利だし、今回は貸し切りで犬たちもお互い顔見知りということもあって、館内では犬たちはノーリードで自由にしていて良いとのこと。

荷物を下ろしてから別棟のコテージ内のプレイルームにみんなが集まると、犬たちはバタバタ、そわそわ、うきうきと、群れになってあっちを探検したりこっちを覗いてみたり、まるで幼稚園児がたくさん居るみたいな騒ぎだ。 普段あまり集団行動ができないAmieまで、なんとなく一緒になってお兄ちゃん・お姉ちゃん犬たちにくっついてまわっている。

各々の家族の部屋にも、犬たちは自由にのぞき込んでおじゃまして、これまた幼稚園児状態。 そんな中、ボーダーコリーのハリーは、別の部屋に遊びに行っている間も、ママさんが元の場所にちゃんと居ることを定期的に確認しにくる「ママさん一途」なほほえましい顔を見せてくれた。 先生の犬、G.シェパードの伽羅も、普段のピリッとした凛々しい印象からは想像もできないようなあどけない表情で「ここは誰の部屋~?」って感じで私たちの部屋を訪ねてきたし、他の犬に言い寄られ「僕やだーっ」って逃げてきて先生の背中に隠れて甘ったれている姿は他の犬と全然変わるところがない。

Amie1匹と私たちでの旅行は数限りなくしていて、イタリアではホテルにAmie連れで泊まったことも何度もあったけど、他の犬たちとみんなで来ると犬たちはこんなにはしゃいで楽しそうにするんだなーって、新発見。 一緒に来ていたおん君と「みんなで来る時は、こういうペンションも良いねー」なんて話した。

夕食タイム。
ここのペンションは犬の食堂への出入りもOKなので、みんな犬連れでぞろぞろ集まってくる。 私たちはホームズの家族とテーブルをご一緒したので、テーブル下はAmieとホームズのペア。

犬って面白い。 飼い主たちが食事中は、みんな結構大人しくテーブルの下に収まっているのに、デザートを食べ終わる頃になると、誰からともなくそわそわしてくるみたいで、とたんにあっちでもこっちでも「フーセッ、フセでしょ?」とか「○○ちゃん、Down!」とかいう声が聞こえてくる。 そろそろ食事が終わりそうだっていう雰囲気が伝わるのかな?

翌朝は朝食後、ペンションのオーナーに教えて貰ったバラギ高原に行ってみることにした。 冬場はスキー場なんだけど、夏も定期的に草を刈って手入れするので緑の草原、犬には絶好の遊び場らしい。 今回は寄らなかったけど付近にはバラギ湖という湖もあって良い場所らしいです。

スキー場だけあって坂の草原。 その坂をものともせずに、犬たちはボール取りに興じる。 Amieはといえば、お気に入りのミニ・サッカーボールをゲットするためには夢中で走り、取ったら取ったで、(他の犬はもう別のボールを追いかけているというのに)他の犬に取ったボールを奪われまいと独りで駆け回っていた。 どの犬も走り回っては時々、先生がバケツに開けた水をガブガブ飲みに来る。 7匹の大型犬のこと、先生がポリタンクに用意した水はあっという間に無くなった。 その坂が結構きつかったという事は、後から実際に自分で登ってみて初めて知った(遊ぶ時の犬のパワーってすごい!)。

お昼間際まで遊んだ後、そこで犬たちの集合写真を撮ろうということになった。 普段の「マテ(Stay)」の練習成果の見せ所である。 でも、7匹いるからもう大変。 全員やっとフセしたなと思ったら、誰かが立ち上がっちゃったり、苦手な犬が隣に来たといってスッと逃げちゃう犬がいたり、飼い主さんは大騒ぎしてようやく犬たちを並べた。 喜んだ私たち飼い主は、にわかカメラマンになってシャッターバシバシ。 ここでも、カメラ目線する犬、しない犬...etc.etc. でも、大型犬7匹がズラーっと緑の草原に並んでフセしているのは結構ステキでした(一瞬だったけど)

今度は、車で南軽井沢まで降りて、「犬と入れる」のが売りのレストランで昼食を取ることにした。 1Fは犬goodsを中心としたおみやげ屋さん。 2Fのレストランにはいると、さすが「犬と入れる」レストランだけあってお客さんはみんな犬連れ。 人間の水より先に、犬用のお皿と水をどーんとテーブルに置かれて、まず度肝を抜かれた。 配られたメニューには、犬用の料理やミルクまである。 「ここは犬が中心のレストランです。テーブルにさえ乗らなければ、椅子に乗ってもかまいません(その時は犬用の敷物が出てくるらしい)し、テーブルの下にフセさせる必要もありません」とマスターの説明があったあと、食事を待つ間に1家族ずつ犬と一緒の写真を撮ってくれる。 にぎやかで面白いお店。 でも、人間がこれから食事するテーブルに、犬用のお皿をどーんは、ちょっと嫌だったな。

ついでだから言っちゃうと、犬連れで入れるレストランやおみやげ屋さんが増えるのは喜ばしいことなんだろうけど、今の「犬と入れる」が大流行のこういう傾向って、傍目で見てるとちょっと異常でやりすぎな感じがする。

私的には、飼い主が食事をする間、犬はテーブルの下や(小さい犬なら)膝の上で大人しくしていれば十分だと考えているし、「犬にも水を貰えますか?」といった時に、飼い主自身が用意したお皿にちょっと水を分けて貰えればたくさんだと思う。 欲を言えば、大型犬がテーブルの脇にフセていても通行のじゃまにならないように、ちょっと広めに通路が取ってあってくれるだけで万々歳。

さらに、過激といわれるのを覚悟で言わせて貰えれば、 店内で騒いだり、うろうろしてテーブルの下や周りに居られない犬ならば、飼い主自身の判断で入るのを断念しても良い位に考えている。 (もちろん、きちんと躾けようとしている飼い主さんの元で、修行中の犬が少々失敗しても、その時は周りが大目に見てあげなきゃ、とも思ってますが...)

「犬が特別扱いされる」のが売りになるのは、「犬は店内に入れないのが常識」の今の状況だからこそ成り立つ過渡的な現象なわけで、この先「犬と入れる」が売りのお店が増えるよりは、犬をフツーに受け入れてくれる「普通のお店」が増えてくれる方が、私としてはありがたいんだけれどな。 皆さんはどうお感じですか?

...と、いつになく辛口な事を書いてしまいましたが、
話を元に戻すと、私たちは食事後、自由行動ということでいったん解散した。 ある人は旧軽井沢をわんこ連れでそぞろ歩きすることにし、私たちを含めた数人は、北軽井沢まで戻って浅間大滝周辺で川遊びをすることに決めた。

浅間大滝近辺は、川の上流に当たるためか犬が泳げるほどの深さが無くてちょっと流れも早め。 それでも、犬たち、特にレトリバー軍団は大はしゃぎで遊んだ。 ゴールデンR.の大くん(大福)やウェンディーの、その豪華な飾り毛が水に濡れて、別犬種になったみたいに見る見る小さい犬になっていくのが面白い。 水が大好きなくせにあまり深いところに入りたがらないAmieは、おっかなびっくり対岸まで渡ると、今度は水に飛び込んで戻るのが怖くなって独りで対岸からキャンキャン吠えたりして、「変な犬」していた。

夕方ペンションに戻り、犬をシャワーで軽く洗ってやる。 いつだったかキャンピングカーで旅行していた時に、裏磐梯の五色沼でAmieに沼に飛び込まれて大騒ぎしたことを考えると、ペンションに犬を洗えるバスルームがあるって何て便利なの~(しかも設備自体は人間用のやつで、我が家のバスルームよりもよっぽどきれいで広い)。 川遊びの岩場で、Amieは後ろ足を擦りむいたらしくちょっと血が出ていたので、先生にイソジンをつけて貰う。 Amieに夕方の食餌を与え、自分たちもお風呂に入った頃には、夕食タイムになった。 2日目だからか、日中の運動で疲れたからか、犬たちは昨日以上に大人しくテーブルの下に収まっている。 食事もワインも美味しくて、なんだか良い感じで過ごせた。 その後、コテージのプレイルームでちょっと団らんしてから「お休みなさい」。

3日目の朝、快晴。
ホームズ(黄ラブ)とその飼い主さんと誘い合って、朝食前に近所の森の道を1時間ほどお散歩する。 途中でこの辺りのペンションの人が連れた月齢3ヶ月程の黒ラブに出会ってしばし立ち話。 人なつこい子犬で、まだ頼りなげなちっちゃい身体とでっかい足という大型犬の子犬特有のアンバランスさが、むちゃくちゃかわいい。 遡ること1年前、Amieがまさにこういう風だったなんて今では想像もつかないや。 体重わずか3.6KgだったAmieが我が家に来てからたった1年数ヶ月なのに、(成犬の)Amieともうずっと長いこと一緒に生活しているみたいに感じている今日この頃。(私のお脳はeasyイレーザブル) おチビの黒ラブちゃん、また会おうね、いい子に育つんだよー。

朝食とチェックアウトを済ませ、ペンションの前で再び犬たちの集合写真。 きれいに並んだ犬たちをペンションのオーナーが何枚か写真に撮ってくれたところで、1匹が動いた、と、それを合図に、なんだか映画を見ているみたいなタイミングで一斉に犬たちがそれぞれの飼い主さんの所にどっと戻ったのは、3日間一緒に過ごした群れの団結力か?

帰りは鬼押しハイウエィを通って六里ヶ原で雄大な浅間山の眺めを堪能してから、星野温泉でおみやげ買い。 おみやげを買う用事のない私たちが外で犬たちと待っていたら、大型犬ばかり何頭も連れた私たちが珍しいと見えて、隣のテーブルでくつろいでいた温泉帰りのグループが犬を撫でに来て賑やかだった。 犬たちも愛想良く撫でられて、人気者だった。

途中横川のSAで名物の釜飯を食べたりしながら元来た高速道路を通って、夕方帰宅。 帰りも渋滞知らずでスムーズに帰ることができ、楽しい小旅行は無事にフィニッシュしたのでした。 今回は、他の犬や飼い主さんたちとの初めての旅行で、わんこ達の、普段トレーニングで会っているだけでは見られないような家庭での一面をかいま見ることができたり、集団行動の下手なAmieも犬の群れにちょっとは加われたりと、楽しく有意義な小旅行でした。

3日間、大人数(大犬数?)をまとめてくださった先生、お疲れさまでしたー m(__)m

記事本文おわり

旅のデータ - 1999/05/28~30 北軽井沢小旅行(犬仲間と一緒に)

北軽井沢まで(車)
東京(練馬インター)- 関越自動車道 - (藤岡JC)- 上信越自動車道(碓氷軽井沢IC)- R18号軽井沢バイパス - 中軽井沢 - R146
宿泊(ペンションT2)
所在:〒377-1524 群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原字藤原1053-12635
Tel. 0279-86-3230
犬用設備:犬専用風呂、調理室、玄関口に足洗い場等
食堂への出入り(可)
犬料金=大型犬¥3000、中型犬¥2000
北軽井沢プレイゾーン
浅間牧場:丘を上がりきって、さらに森を抜けると広場がある
バラギ高原:R144(嬬恋村)から車で20分程上がる。冬はスキー場
浅間大滝:R146北軽井沢交差点を二度上峠側(中軽から見て右)に曲がり車で10分ほど
六里ヶ原:鬼押しハイウェー途上、軽井沢寄りの料金所から車で数分の場所にある展望所

(1999-05-28 現在)