1999/06/26 ちいさな旅を2つ

on 1999-06-26 | Tags: 散歩, 自転車

- 第1話 -

梅雨である。
毎日雨か曇りで、私とAmieは雨の合間をついてお散歩に出かける日が続いている。 私は傘をさして歩くのがあんまり好きじゃないので、雨の日はお散歩はお休みして室内で遊ぶか、小降りなら傘なしで出かける。 この日もそんな雨っぽい日の夕方だった。 2~3日雨が続いて、その間ずっと室内のAmieが可哀想な気がしていたし、小雨か霧雨って感じでそんなに濡れなくて済みそうだったので、いつものように傘なしで歩き出した。

途中、ご近所の仲良し黄ラブのホームズとホームズ・ママに遭ってしばし立ち話。 これから団地を抜けて表の大通りまで歩くというホームズ達と別れ、私たちは家から2~3分の所にある団地の中の公園を目指す。

いつもだったら子供達で賑わう夕方の公園は、今夕は誰もいない。 リードをはずして自由にしてやると、Amieは久しぶりのシャバ?にいかにも嬉しそうにへらへら笑いながら、そこらを理由もなく駆け回ってみたり、草の臭いをかいだりしている。(思い切って散歩に出てきて良かった!!)

雨のためか、周囲はすっかり静まり返ってこの公園だけ別世界のようだ。 見慣れたはずのご近所の家並みも、今日はいつもと違ってグレーの色調に染まっている。 フッと、とても遠いところにやってきたような錯覚を感じる。 そこに居るのはAmieと私だけ。 グレーの風景の中で、嬉しそうに走り回るAmieだけが色彩を持って見える。 時折公園の外を通り過ぎる車の音だけが実世界とこの公園を繋ぐアンカーみたい。

時間にしてみたら、ほんの20分くらいだったんだけど、 2人だけの、静かでほんのり楽しい夕方だった。 遠くに行ける「どこでもドア」は、こんな何でもない雨降りの夕方、その辺に転がっているもんなんですね~。    

- 第2話 -

今月に入ってから、マウンテンバイク(自転車)で散歩に出かけることを始めた。(いわゆる引き運動っていうやつですね) もともと、私自身MTBで走るのは結構好きで、Amieが来る前は時々出かけるのに使っていたんだけど、 Amieの成長期は、「アスファルトの上を走らせると関節に負担がかかる」とかなんとか大型犬特有の心配事があったので、Amieとベッタリの生活だったここ1年半ほどは乗る機会がなかった。

そろそろAmieも1歳5ヶ月。 身体も固まってきた頃だし「もうそろそろいいかな?」という気持ち。 最初の頃は、Amieも私も慣れていなかったので、Amieが先走りすぎて交差点で飛び出しそうになったり、 急に止まって、逆に引っ張られた私が転びそうになったりして、ぎこちなかったのだけど、 「(MTBに)heel(アトへ)」の意味と「stop」、「slow, slow」と「right」「left」を覚えだしたAmieと、車上からのリード操作に慣れてきた私がかみ合いだし、 もともと走るのが好きなAmieは自転車でのお散歩が大好きになりつつある。。

21段変速のMTBなので、少々の段差や坂道も平気だし公園の芝を走るのも楽しい。 広い公園に着くと、ロングリードに付け替えてから、Amieと一緒にかけっこタイムだ。 空身の時トロトロ走る私と違って(Amieのスピードで真面目に走ると暑いんですもの(^_^;;;)、スピードのあるMTBと一緒に走るのはAmieにとっても面白いようで、公園をMTBで飛ばすと、ちょっぴり尊敬の眼差しで私を見ながら嬉しそうに付いてくる。 そんな時は周囲に他の犬がいてもそっちのけで付いてきてくれるのが、私には誇らしい。

もちろん今でも以前のように公園でサッカーをすることもあるけれど、最近私たちの中でのヒットはこのMTBツーリングなんでーす。

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