2000/04/29~05/05 栗駒山・鳥海山スキー(栗駒山編)

on 2000-04-30 | Tags: 宮城, 宿泊, 車, 雪山

GW入り前夜の28日、仕事を終えてから荷物を積み込み10時過ぎに出発、R118~R4で北を目指す。 仮眠を取りながら走り、29日お昼過ぎに宮城県の栗駒山5合目にある、いわかがみ平駐車場に到着。

この日の栗駒はものすごい風で視界も余り良くない。 栗駒山は初めての山なので、無理せずとりあえずのんびり前夜の疲れをとることにした。 駐車場の上は数mの雪の壁で、いわかがみ平のレストハウスはまだ半分雪に埋もれたまま営業している。 午後5時頃、山岳パトロールの人が来た。 夕方5時から翌朝8時までは下のゲート(道路の) が閉まるらしい。 「駐車場に泊まるので残ります」 と告げると、「お気をつけて」とそのまま帰っていった。

04/30(土)快晴、風は若干強め。 視界もクリアで栗駒山、東栗駒山とも山頂までくっきり見える。

下のゲートがまだ閉まっているので、周囲に人も車もなく、山入りの準備をしているのも私たちだけ。 この時期駐車場に山スキーの人たちのテントがいっぱい並ぶ八甲田山や尾瀬燧ヶ岳の風景を見慣れた私たちには、こんなに雪がいっぱいなのに他に誰も居ないということにちいっと違和感。

スキーにシールを 貼り、Amieにも山行き用のワンコリュックをつけ、7時50分ころ出発する。 まだほとんどのブッシュや立木が雪の下、 斜度も程々でシールがよく効いて登りやすい。 来た方を見下ろすと、8時になった途端待ちかまえていたように車が上がって来てあっと言う間に駐車場がいっぱいになったのには驚いた。 ほとんどはスキーや登山目的の人のようで、次々と登り出す姿が見て取れる。

新湯沢に沿う形で、右方に東栗駒山を見ながらさらに進むと、栗駒山東面の広大な大雪原が開けた。 ここからは頂上を目指して、やや斜度の増した斜面を登る。 Amieは普段の生活では完璧にママっ子で、私が起きたら起きだし、始終私中心に動くくせに、アウトドアでノーリードにすると何故だかおん君の周りを離れない。 時々、私が呼ぶと顔を見に来るくらいで、とっととおん君の方に戻ってしまう。 こういう登りの辛い時、傍らでAmieが元気にちょろちょろしていてくれると、気が紛れて楽しいのに、なんでそういう時に限っておん君の方にべったりなのさ、Amieのアホウ(T.T)

とはいえ、栗駒山は視界さえクリアなら1時間半程で頂上についてしまう「休み入り第1日目向きの山」である。 (反面、雪原がほんと広大なので、ガスったらひどい目に遭いそう(^_^)b )

登り着いた山頂は標高1627m、山頂を示す指標も灌木も樹氷の華が咲き、昨日の名残の強風でかなり寒く感じた。 しかし、向こうに鳥海山、月山(?)、蔵王と眺めは素晴らしい!眺めを肴にビールが旨いd(o^v^o)b、Amieもささみジャーキーでお付き合い。

次々と山頂を踏むスキーや登山の人たちに交じって、白装束の人が数人登ってきた。 聞くと下の神社から、祈願祭を行うために登ってきたという(山頂に祠が建っている)。

彼らの吹き鳴らす法螺貝の音を耳にしながら、私たちは滑りに入る。 いつものことなんだけれど、第1日目はなんとなく滑りがぎこちない。 けれども立木ひとつない広大な斜面が気分よく、後ろからはAmieが一生懸命ついて走ってくる。 栗駒山は山頂からいわかがみ平駐車場まで、ずっと途切れることのない豊富な雪で、しかも初級者にも無理のない斜度が続くから下りは早くてあっと言う間に駐車場まで戻ってきた。

まだ11時前、早お昼にしてから昼寝、午後は付近の雪原で遊んで過ごす。 駐車場近辺の斜面ではボーダーの男の子達が、スコップで自作したジャンプ台で遊んでいる。 (うーん、スノーボードも楽しそうだニャー、栗駒みたいな広い斜面は山頂から滑ってもきっと良いと思うよ)

05/01(日)下り坂の予報の割には視界良好、曇り。

今日から2~3日天気が悪いとのことで、移動日に充てるつもりでいたが、朝6時頃起きだしてみると、頂上までくっきり見える視界で、ひと登りしてから移動しても遅くないっていう感じ。 急いで支度して、今日はゲートが開くよりずいぶん早くに登りだした。

昨日よりは少しだけ木が増えた感じ。 駐車場近辺の雪も心なしか少なくなった気がする。 GW時期は雪山にも日一日と春が迫ってくる、それに追い立てられるように毎年この時期せっせと登り、山頂での旨いビールとしばしの極楽スキーに浸る私たちとAmie。 相変わらずの広々とした山頂からの斜面、しかも今日はまだ誰も登ってこない時間帯で、時間が早い分雪質も良好で、2人と1匹はとても贅沢な時間を過ごした。

ところで、Amieのワンコ・リュックだが、細身のAmieがつけるとお腹をぐるっと覆う形になる。 ツァーに出ると決まってさんざん雪上をゴロゴロしたりはしゃぎまわるAmieだが、これをつけているとお腹が汚れたり濡れたりほとんどしないことに気がついた。 大型犬でしかも真っ黒ゆえに、ちょっと見はコワイ感じの黒ラブも、これをつけると他の登山者に与える印象がちょっとは緩和されるような気がして昨年からつけ始めたのだけれど、防寒・防汚にもなるからオススメですよd(o^v^o)b オマケに、行きはAmieのおやつを背負って、帰りはゴミを背負ってくれるから人間さんもちょっぴり楽チン♪

話は戻って、
この日も10時半には車に戻り、ブランチタイムに早くも昼食を取って一休みしてから、車で下山した。 途中、いわかがみ平から4Km程山を下ったあたりに栗駒高原オートキャンプ場があって、何組か雪上にテントを張っていた。 友達とワイワイ遊びに来るなら、ここにキャンプして、日中は山でスキーも楽しそうだ。 あの斜面なら、大勢で犬と一緒に他愛のないソリ遊びも悪くない感じ(ソリっていうより、オシリに敷いて取っ手を持って滑るぺらぺらのゴム見たいなやつ、たまに売っているでしょ?あれ結構スピードでて面白そうじゃない?)。

キャンプ場を過ぎてさらに2Km程下の駒ノ湯温泉で、汗を流す。 ここの温泉、地図で見つけてたまたま入ったのだけれど、とっても良かった。 山間に一軒ひっそりと在るいで湯で、建物は簡素で決して豪華な造りとは言えないし、シャワーだなんだと何から何まで揃っているわけでもないのに、木の廊下や窓のサッシも、洗面所も、楢の木のお風呂も、隅々までピカピカに磨き上げられていて、宿のご主人の心遣いが伝わってくるかのような気がした。 温泉も気持ちよくて、たった300円払って数十分お風呂を頂いただけなのに、とても清々しく豊かな気持ちになって車に戻ってきた私たちは、GW後半のメインである鳥海山(日本海側、秋田県と山形県の境)目指して移動開始した。

-----鳥海山前編に続く-----

記事本文おわり

旅のデータ - 2000/04/29~05/05 栗駒山・鳥海山スキー(栗駒山編)

栗駒山
標高1627.4m。 宮城県。奥羽山脈のほぼ中央部に噴出した火山で、栗駒国定公園に属する独立峰。 夏には湿原(世界谷地など)や花に覆われる穏やかな稜線を持ち、温泉の点在する山麓には美しいブナ林が広がっている。
いわかがみ平~山頂往復コース
距離7Km。
コースタイム(参考):登り1時間40分(シール着用のスキー)、下り40分(スキーで滑降)。(気象・雪面のコンディション良好)。
山頂からは携帯・i-mode(NTT DOCOMO)いずれも送受信可能。
いわかがみ平(栗駒山登山のベース地となる)への行き方
宮城県栗原郡栗駒町
R4を北上し、築館(東北自動車道築館IC辺り)から県道42~R457~(再び)県道42でいわかがみ平駐車場へ
いわかがみ平駐車場周辺の設備など
標高1110m地点にある。
レストハウス(この時期の営業9-5)、レストハウス1Fにトイレあり。 駐車場のトイレはまだ雪の下。
【注意点】道路にゲートがあり、夕方5-朝8までは閉鎖されるので日帰りの場合、下山時刻にご注意。
栗駒高原オートキャンプ場
1人500円、1サイト3000円(フリーサイト)~5500円(電源付き個別サイト)。 犬連れOKかどうかは不明
Tel. 0228-46-2020
駒ノ湯温泉
入湯(ビジター)300円
Tel. 0228-46-2110
栗駒町商工観光課
宮城県栗原郡栗駒町岩ヶ崎六日町69
Tel. 0228-45-6060
http://www.town.kurikoma.miyagi.jp/kanko/index.htm(2010年現在リンク切れ)

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