2001/03/19-21 榛名湖・伊香保温泉

on 2001-03-19 | Tags: 公園, 宿泊, 群馬, 車, 雪

サラリーマンだった数年前は年間80泊以上旅の空、自他共に認める不良社員だった私が、なーんと今年は2月以来ほぼ土日なしで仕事してしまった。といっても、ずっと超多忙というわけでもなくて、単に半日以上のまとまった休みが取れなかっただけなのだが、それでも雪を一度も踏まないで春を迎えるこの辛さ?!オマケに都会暮らしで運動の機会がめっきり減ったAmieは心なしかおデブり気味ときている。で、ついに切れた、じゃない決めた...と大きく出た割りに取ったお休みはカワイク2日間♪ で、最近すっかり「旅の道連れ」状態のはっぱちゃんとその愛犬ホージーに連絡を取る。彼女たちとは現地集合。

3/19(月)、この日のお客さんがたまたまキャンセルになったので、予定より早く家を出る。最近のAmieは、私がボストンバックに服を詰め込み、シュラフを玄関に運びだしたら、当然自分も出かけるものとそわそわする。今回は標高が高いところに車中泊かもしれないと思い、いつものシュラフの他に毛布を1枚余分に積んだ。夜8時過ぎ東京の実家に寄ってから、9時半過ぎに出発。環7経由で中山道(R17号)に入りそのままポチポチ下り出す。が、もういい加減夜だというのに100m毎に赤信号、熊谷バイパスに入るまで非効率な状態が続く。

とろとろ走ったおかげで、途中スーパー銭湯らしきものを横目でチェック。ネーミングが面白かった。一つは大宮と上尾の中間にあった「極楽湯」、もう一つは北本市内の「楽市楽湯」。いずれそのうちお世話になろう。この日は、岡部町(本庄市手前)というところにある道の駅「おかべ」駐車場泊。4月下旬並の陽気+毛布+湯たんぽ替わりのAmieを側に侍らせ、ぬくぬくと熟睡。すぐ隣りで一晩中トラックがエンジンをかけていたことすら気づかなかった。
[写真]氷に覆われた榛名湖

3/20(火)、7時頃に起き出し、再び走り出す。が、途中で面倒くさくなって関越自動車道で渋川伊香保ICまでワープする。ICを降りてからは、さすが有名観光地!看板を追って走ってい行けば、程なく伊香保温泉にたどり着いた。ここから榛名湖まではなかなかの急勾配&急カーブの山道。もう日中は凍結の心配はないけれど、冬場に路面が削れて吹き溜まったような砂で、カーブの途中ズリっと行きそう。怖かったのでゆっくり走った。

10時前には榛名富士のロープウェイを右手に見る所まで上がってくる。沼ノ原の残雪が目に飛び込んできた(嬉しーい!)。上州側は寒い割りに降雪が少ない所なので、今シーズンは雪が多かったと言われていても、果たして今の季節まで残るほど降ったのか?と内心ちょっぴり心配していたのだ。
[写真]沼ノ原から榛名富士を望む

ここで遊ぼうという場所に目星をつけてから、ビジターセンターへちょっと寄り、お土産屋のおばちゃんに周辺の様子を教えて貰った後、車で湖を一周する。残雪が残っているのはさっきの沼ノ原と山の北側斜面だけで、湖周辺ではあまり雪遊びが出来そうな場所が見つからない。榛名湖はまだ全面真っ白に氷が張っているものの、もう氷も薄く、沿岸は所々割れていて全面立ち入り禁止だ(冬場は湖上でワカサギ釣りができる)。Amieに氷の上を歩かせたらどういう反応を示すか見たかったのでちと残念...。折からのポカポカ陽気で榛名山もすっかり春を迎えた様子だ。

でもやっぱり雪が恋しいので、雪の残る沼ノ原でAmieと遊びながらはっぱちゃん達の到着を待つことにする。駐車場に車を置いて、長靴に履き替える。駐車場のすぐ隣りは広いグラウンド?らしい。だが、雪の残る湿原(雪解け水で半分小川状態)になっている。

道を渡って沼ノ原の木道に入る。積雪は5~10cmといったところでちょっと頼りなげだが、Amieはボールをくわえたまま、もうそこら中でゴロゴロ・雪に身体をスリスリしてはしゃぎ廻っている。たまにボールを私の前にポトリと落として、「投げてっ」の目つき。へいへい、投げちゃる、投げちゃる(^_^;)

少し斜面を上がってみた。んー北側斜面は雪が深い♪30cmはありそう。不意に膝まで潜ってしまうところもある。斜面でもボール遊び。結構きつい斜面だったので、ボールは下まで転がり、Amieは時々ズボっと雪を踏み抜いてよたりながらボールを追いかけては駆け上がってくる。それを何度も何度も。私ならこんな急斜面1往復だって嫌なのにねー。終いにAmieは自分でボールを斜面に転がして遊びだした(去年あたりから雪の斜面でこの遊びをやるようになった)。平原に戻って今度はボール探し遊び。Amieを向こうに待たせて置いて、藪の陰にボールを投げ、「探せっ!」。雪原と枯草の間を縫って、細身で真っ黒のAmieが嗅覚を使いながら疾走する姿は、ちょっと猟犬っぽく、我が犬ながらカッコイイな、美しいなーと見とれる(^.^)...えっ? ただの親バカだって? 失礼しちゃうな、違うよー(`ヘ´) 走っている犬の身体の線って本当に美しいんだよ。
[写真]沼ノ原から相馬山を望む

ひとしきり遊んでお腹も空いたお昼前、はっぱちゃんとホージー到着。駐車場脇のグラウンド(ただの雪原)で犬たちを遊ばせながら、はっぱちゃんが作ってきてくれたポトフを食べる。これ、シャトルシェフ(博士鍋ともいうらしい)っていうお鍋で作ったもの。自宅でちょっと火を通してあとはこのお鍋(保温効果が高い)に入れたままもってくる間に美味しいポトフにできあがっているっていう優れもの~最近のはっぱちゃんお気に入りのアウトドアグッズ?だ。

さて、コーヒーで一息ついていると、大きなバイクが2台入ってきた。ヘルメットを取った所をチラッと見たら一人は女性だ。見た感じもう決して若くはないカップル。しばらくして、確かさっきまでライダースーツの上下だった2人が、山の格好もバッチリとキメて、颯爽と沼ノ原へ入っていった。ライダースーツ姿といい、山の格好といい、昨日今日始めたような人にはまとえないような、実に自然で何とも言えない馴染み方。か、かっこいいp(>o<)q はっぱちゃんと2人でため息をつきながら見送った。

食事が終わったら、再び沼ノ原に入って、今度は犬2匹+はっぱちゃんと私で遊んだ。2匹だと適当に競争し合うから面白い。ボールを追いかけて犬たちはムキになって走るのに、時々不意に雪を踏み抜いてずっこける姿がかわいくて、私たちは随分笑い転げた。雪がよっぽど嬉しいのか、今日のホージーは「疲れを知らぬ無限パワー状態」。Amieがいい加減疲れてトーンダウンした後も、ずーっとボール遊びに興じている、凄い体力だ(^_^;)

この日は、榛名湖の湖岸でもちょっと遊んで、早めに伊香保温泉に降りた。犬たちをお昼寝させ、石段の温泉街をはっぱちゃんと2人でプラプラする。ハワイがまだ独立国だったころのハワイ大使の別荘を見学したり、源泉の湧いているところを見たりしたあと、温泉に入る前に水沢うどんを食べようということになり、伊香保の街から車で10分ほどの水沢観音の辺りへ移動する。ところがまだ5時半だというのに、どこも彼処も店じまいを始めていてビックリ。ようやく1軒営業しているところを探し当ててうどんにありつけた。

伊香保の街に再び戻って石段の湯でひと風呂浴びた後、今晩は町営の無料駐車場泊と決め、「はっぱちゃん邸(ワンボックス車)」にご招待される。Amieと抱き合って寝るだけのスペースしかない私のMiraと違い、はっぱ邸は、中で人間2人と特大ホージーがゆっくり座ってホットワイン片手に談笑できる豪邸だ。最近カーテンもついてバッチリ落ち着ける空間。 しばらく他愛のない話で盛り上がって、午前様になる直前にAmieの待つMiraに戻った。

翌朝も晴れ。駐車場で朝ご飯というのも落ち着かないので伊香保温泉を少し上がった所にある県立伊香保森林公園という所に移動した。森林公園の真ん中には林道が通っているのだが、積雪のためすぐに途切れ、「森林公園」というよりは「森林そのまんま」という感じだった。

森林公園の駐車場から少し下ったところに、小広場と小さな池。たまたま投げたボールがその池の方に転がったなと思ったら、お約束通りAmieはボールをくわえたまま、せいせいと池で泳いでいた。はっぱちゃんが、「ホージーはAmieちゃんほどは水好きじゃないから飛び込まないと思うんだけどぉ...(^_^;)」なんて言っている向こうで、もう一つ水柱がたった。もちろんホージーである(^_^;)。2匹はボール遊びで身体が火照る?と、時々水中をくぐって戻ってくる。Amieに至っては駄目押しと言わんばかりに藪で背中ゴロゴロやってから戻ってくる。ホージーはホージーでボールをくわえたら、たとえ目の前に枝があろうが藪が混んでいようが、全部なぎ倒してまっすぐ駆け上ってくる。もう飼い主2人は何も言う気がしなくて(^_^;)(^_^;)←こんな感じ。

朝食後、遊歩道を発見して森の中を歩いてみる。雪の残る林道でも雪遊び。駐車場に戻って一休みしていると、見知らぬおじさんが、ホージーを見て「おとなしい犬だねー」と声をかけてきた。聞くと、伊香保の町役場で長年働いていた人なのだそうだ。伊香保の町の歴史、自然や標高(町の下と上で100m近く標高差があるらしい)、森林公園の向かいにある上水道の施設のこと、この森林公園や榛名湖周辺の花暦などなど、「あーこの林道は私が何々課長をやっていた昭和十何年に開発が始まりましてね...」「伊香保町の一番下は標高xxxmあります、石段を上がりきった神社はxxxmで...」という具合で正確な数字がポンポンでてくる。もうバスガイド顔負けに詳しいのだ。私はガイドブックをほとんど見ない人なので、いろいろ教えて貰って実に参考になった。
[写真]伊香保森林公園駐車場から伊香保の街を見下ろす

おじさんとも別れ、再び伊香保の街中に戻ってきた。駐車場に車を停め、二人で警察署(というか交番?)の窓に張ってある街の地図を眺めていたら、中からお巡りさんがでてきて案内地図を手渡してくれた。とても応対が親切で、感じのよいお巡りさん達だった。お巡りさんに教えて貰ったロープウェイで展望台に上りたかったのだが、入り口で「犬はダメです」とあっさり断られ、仕方がないのでお土産物屋さんをしばらくプラプラ。その後、渋川総合公園に場所を移して昼食。水を切らしたので、フリーズドライのピラフを、はっぱちゃんが水ではなくペットボトルのウーロン茶で作ってくれた。結構イケタ。食事中も断続的にボール遊びをせがまれる。ホージーは今日もパワー全開で、朝から普段の何倍か遊んでいるはずなのに、まだまだ元気いっぱいだった。Amieは去年の怪我の後遺症か、それとも最近の運動不足のせいか、ちょっとフラついているように感じて早めに係留した。

午後2時頃、「そろそろ帰りますかぁ」という感じで、はっぱちゃんとはそこで現地解散。私とAmieは関越自動車道でそのまま東京へ...の予定だったんだが、どうも日焼けしたらしく、顔が火照って、運転中ものすごい疲労感...で、途中サービスエリアで昼寝してから帰路に就いた。今回の旅で、「ホテルMira(車中)」今年通算7泊目♪

記事本文おわり

旅のデータ - 2001/03/19-21 榛名湖・伊香保温泉

榛名湖・伊香保温泉へのアクセス
関越自動車道-渋川伊香保IC~伊香保温泉の看板を目印に渋川松井田線で20分ほどで伊香保(ほぼ一本道)。榛名湖へは伊香保の温泉街を抜けてさらに20分ほど走る。榛名湖へ上がる道はカーブがきつく、道が凍結する時期は結構厳しい道に見受けられた。
沼ノ原(ゆうすげの道)
【アクセスと駐車場】 伊香保温泉から渋川松井田線(県道33号)を榛名湖方面へ、右手に榛名富士のロープウェイが望める辺りに来たら、左手に「ゆうすげの道」と記された白い案内杭があるのでここを左折(高崎榛名吾妻線=県道28号)。左折して50m程の右手に駐車場(20台分程)。駐車場は無料、トイレなし、休憩所(屋根付きベンチとテーブル)あり。
【積雪】2001年3月20日時点では、一帯の積雪5cm、北側斜面は20~30cm
【その他】ゆうすげを観にもう一度おいでと、榛名ビジターセンター隣接お土産屋のおばちゃん談。見頃は7月上~8月らしい。
榛名湖
【氷結状況】2001年3月20日時点では、湖全体が氷に覆われてはいるが、氷薄く危険なので全面立ち入り禁止。
【駐車場】湖周辺には、無料の駐車場が3ヶ所位点在する。ビジターセンター脇の駐車場はトイレあり。他は確認していないので不明。
榛名湖温泉
下記の2温泉は道を挟んで向かい合って建つ。
・ レークサイドゆうすげ(ビジター¥400 Tel.027-374-9131)
・ゆうすげ元湯(ビジター¥600/1H、利用時間10:30-14:30、18:00-20:00 Tel.027-374-9211)
石段の湯(伊香保温泉)
伊香保町営の温泉。 Tel.0279-72-4526
大人¥300、利用時間20:00まで、街中に無料の駐車場数カ所。
伊香保ロープウェイ
犬連れ不可。片道¥400。
グリーン牧場
犬連れ不可。
県立伊香保森林公園
【アクセスと駐車場】伊香保から榛名湖へ上がる途中(右手に浄水場の建物がある辺り)左折(看板あり) 。左折してすぐに駐車場(無料)。トイレらしきものが駐車場から下の遊歩道へ降りた辺りにあった(使えるかどうか不明)
【積雪】林道が走っているが、3月21日時点では駐車場より先は除雪していなくて閉鎖状態。森の中は日陰以外は積雪なし。
【その他】5月後半一帯はツツジが実に見事だと、公園で出会った元伊香保町役場勤務のおじさん情報。
渋川総合公園
【アクセスと駐車場】伊香保の街から渋川松井田線を少し下って伊香保ビジターセンター前交差点を右折。前橋伊香保線(県道15号)に入る。水沢方面に走って2Km程の左手。結構広目の駐車場が数カ所(無料)
市町村問い合せ先
伊香保町観光課 Tel.0279-72-3155(代)
榛名町商工観光課 Tel.027-374-5111

(2001-03-19 現在)