2003/07/17-21 岩手の旅(1)-種山高原、陸前高田、碁石海岸

on 2003-07-17 | Tags: 岩手, 海、車、宿泊

7/16(水)

23:30 自宅-[東北自動車道]-2時頃? 佐野藤岡SA(仮眠)

久しぶりの貴重な5連休。早めに出て晩のうちに少しでも先に進みたかったが、仕事が長引いて結局日付が変わる頃の出発となった。しかもこの晩の東北道は那須辺りで事故で閉鎖。仕事の疲れも出て辛くなったので佐野藤岡SAで仮眠に入った。

7/17(木)

佐野藤岡SA-[東北自動車道]-10:50 水沢IC-[R397号:盛街道]-11:50 道の駅「種山ヶ原 ぽらん」、種山高原-[R107号:盛街道]-[R340号:高田街道]高田松原(陸前高田市)-[県道38号]-[県道275号:碁石海岸線]碁石海岸-[R45号]大船渡-道の駅「さんりく」-道の駅「高田松原」(宿泊)

閉鎖が解けるまでちょっと仮眠...のつもりが、目が覚めると既に5時。交通量が増える前に仙台を抜けてしまおう。盛岡まで行ってから海を目指すつもりだったが、前沢SA(水沢の手前)で地図を見ているうちに気が変わった。水沢ICで高速道を降り、陸前高田の看板を追う。

種山ヶ原

北上山地の南西部にある標高600~800mの準隆起平原。宮澤賢治作品の原点のひとつと言われ、「風の又三郎」をはじめさまざまな作品に登場する...らしい。以上(文学オンチなので(^_^;)パンフレットからの受け売り。

種山ヶ原という場所は、たまたまそこにある道の駅「ぽらん」で休憩したことから初めて知った。道の駅と国道をはさんで「遊林ランド種山」というヒノキ風呂やレストランの施設がある。この裏に広がる森林内は、「タネリの径」「ブリューベルの径」など宮澤賢治作品をモチーフにした遊歩道がつけられているらしい。急ぐ旅でもないので寄り道してみる。

天気はいまひとつハッキリしなかったが、人気のない森の中はさわやかで、整備された遊歩道を行くのは気持ちよかった(写真)。「せせらぎの広場」「水辺の広場」に水辺があり、さっそくAmieは大はしゃぎで飛び込んだ。
[写真]種山高原(遊歩道)

駐車場から向こう側に見える丘の牧場では馬が草をはみ、いかにも岩手らしいすがすがしい高原だ(⇒写真:真ん中にいる黒い固まりはAmie。遠くの丘中央の黒いごま粒みたいな点々(^_^;)は牛の群れ。
[写真]種山高原

歩きながら考えた。
私は「宮澤賢治ゆかりの」種山ヶ原ってキャッチーな言葉につられてここに寄る気になった。遊歩道も整備されて、にわかメルヘン気分で「ステキな所よね~」なんてほざきながら歩いている。でも、最初に宮澤賢治がここを訪れた頃は何にもない山奥だったんじゃないかな? 無名?!の奥地を訪ねて、この地に他とは違う素晴らしさを見いだした宮澤賢治の利き目ってばスゴイもんだねぇ(´-`).。oO

高田松原

大規模な道の駅「高田松原」にクルマを停め、歩いてすぐの場所の高田松原で遊ぶ。広がる砂浜、厚い見事な松原の美しい場所だ。この辺の人は「なんとか100選」好きなのか?、道の駅の観光マップには「日本100景」を初めとして「日本の名松100選」「白砂青松100選」「日本の渚100選」「森林浴の森100選」などなどいろんな~100選が誇らしげに掲げられていた。

一方、Amieは相変わらず泳ぐのに夢中。つか、どこへ連れて行ってもヤツは「泳ぐだけ」で満足らしく、そこが白砂青松100選だろうが、その辺の池だろうが、泳げる深さと、ある程度の広さがあれば関係ないみたい。ガクッ。こっちは結構ガンバって連れてきてるのにぃ(^_^;)。

それにしても、Amieはよくこの冷たい中を泳ぐ気になるなぁと感心する。7月も後半だというのに、気温は長袖の上着が欲しい位だったし、水温もかなり低くて、私は海水に足を浸し続ける気にならなかった。この後陸中海岸沿いにあちこちの浜に行った(Amieは毎回泳いだ)が、どこも海水浴客どころかそもそも人が居ず、「この冷たさでは、今年岩手の海水浴場って泳ぐ日あるんか?」と思ったものだ。

碁石海岸

夕暮れが迫っていたが、欲張って碁石海岸まで足を伸ばす。

途中、細い県道を走っていると後ろからしきりにクラクションを鳴らす白い国産高級車。「追い越したいのかなー?」うざいので先に行って貰おうとウインカーを出してクルマを脇に寄せると、そのクルマは私の隣に横付けして止まり、すーっと窓が開いた。見るからにヤクザ風のおっさんが、こっちを向いてものすごい剣幕で何やら怒鳴っている。どっかの合流点で私の方が側道だったのに気づかず、おっさんより先に入ってしまったらしく、それが気に入らないと怒っているようだ。実を言うと方言が聞き取れずに詳細不明(^_^;)。面倒なので「ごめんなさい」したら、ひとしきり怒鳴って気が済んだのか行ってしまった。やれやれ、助かった。気のせいかクルマ替えてからこういうことが多い気がする(昨晩も青信号でちょっと出るのが遅れたら、後ろのクルマがわざわざ追い越して私の直前に入る意地悪された)。派手な青色が小生意気に見えるのか?う~ん(-_-;)

おっと話が逸れちゃった。ちとドキドキしたが、無事に碁石海岸に辿り着いた。平日の夕暮れなのと寒いのとで、ここも完ぺきシーズンオフ状態。ま、大型犬連れの私にとっては、気を遣わなくて良いので有り難い位だけどね。

碁石海岸という位だから碁石のような真っ黒な石がゴロゴロしている浜なんだと思っていたら、そういう浜はごく一部で、12Km続く「碁石海岸」は火曜サスペンスの舞台風だった。つまり、断崖絶壁が続く。

絶壁上には遊歩道がついていて、要所要所に説明看板が立てられている。暗くなりかけていたので全部は歩かなかったが、乱曝谷(らんぼうや)から雷岩、千代島を経てえびす浜まで往復した。雷岩は、「日本の音風景100選」(┐(´ー`)┌また100選だよ)に選ばれたそうな。巨大な岩のどこかに空いた浸食穴に、波が打ち込む時に鳴る音は、ホンモノの雷がドロドロ鳴っているようだ。

えびす浜でまたAmie泳ぐ。本日3箇所、5回目。

浜で石を拾っていた家族風の3人が、Amieが泳ぐのを面白がって見ていた。そこにAmieが海からのっそり上がってきた。
「アブナイから犬から離れてくださーい」と私が言ったのに、おじさんが犬に近寄る。
ブルブルブルッ(Amie、思いっきり身体を揺すって水をはね飛ばす)。
「うひゃぁ」おじさんはずぶ濡れになった。
私(あ~あ、言わんこっちゃない)(>_<)。
おじさんは「ははは、やられちゃったよ」と家族の方を向いて笑った。

再び道の駅「陸前高田」

碁石海岸からR45号を北上して、大船渡の先の道の駅「さんりく」で寝るつもりだったが、行ってみると山の中でクルマも少なく暗い。車中とはいえこんなところで夜一人はちょっと怖い気がしたので、引き返して道の駅「陸前高田」で寝た。

記事本文おわり

旅のデータ - 2003/07/17-21 岩手の旅(1)-種山高原、陸前高田、碁石海岸

種山高原
種山高原は江刺市と住田町との境に位置する標高600m~800mの隆起準平原。
【住田町産業振興課】〒029-2396 気仙郡住田町世田米字川向96-1 Tel.0192-46-2111
【住田町観光協会】〒029-2311 気仙郡住田町世田米字世田米駅33 Tel.0192-46-2311
住田町ホームページ
宮澤賢治と種山高原
江差と宮沢賢治 宮澤賢治と種山高原について詳しい(江差☆ルネッサンスというサイト内のコンテンツ)
高田松原
所在:岩手県陸前高田市
駐車場:道の駅に600台
問い合せ:陸前高田市商工観光課 Tel.0192-54-2111
陸前高田市>高田松原
碁石海岸
所在:岩手県大船渡市末崎町大浜
駐車場:数カ所あり
問い合せ:大船渡市観光協会 Tel.0192-27-3111
大船渡市>観光>碁石海岸

(2003-07-17 現在)