2007/09/21-22 盲導犬の里「富士ハーネス」、本栖湖、西湖

on 2007-09-23 | Tags: クルマ, 富士五湖, 山梨, 水遊び, 車泊, 静岡

トレーニング室という小さな体育館のようなフロアに地元の団体とおぼしきおじさん達20人ぐらいと、個人の見学者が数組。ボーダーコリーを連れた人もいた。始まりかけていたのでそうっと入り一番前の隅の席へ。Amieは足下にDOWN。女性スタッフがでっかいPR犬のイエローラブ君(名前忘れた)と共に盲導犬の役割や実際にどうやって歩くのかを説明してくれた。

盲導犬の犬種はラブラドール・レトリーバーとゴールデン・レトリーバー、それからF1と呼ばれるラブとゴールデンの1世代mixが使われる。以前はシェパードが盲導犬に使われたこともあった(日本で最初の盲導犬はシェパード)らしいが、人と共に生きることを好む気質や、制御しやすいサイズ(体高、体力)、周りの人に怖さを感じさせにくい3枚目顔具合(爆)などいろんな理由から、今はこの3種類になったとか。しかも単に犬種がラブやゴールデンなら盲導犬になれるわけではなくて、盲導犬に適した血統の子犬の中から選んで実際に盲導犬になれるのは全体の3割なんだそうだ。

一握りの犬だけが盲導犬になれるということはどこかで聞いて知っていて、それって身体も丈夫ですごくかしこい超エリート犬なんだろうな、あんなに食い意地はっている犬種がお勤めするんだからきついだろうなってなんとなく思っていた。でもスタッフの方が、盲導犬にとって一番大事な適性は、人と一緒にいることが大好きで、「道の角っこや段差探しゲーム」や「用事が済むまで待つゲーム」を楽しんでやる子なのです、と言っていた。「クンレンセイノウ」とか「カシコサ」とかそういう尺度ではないんだな。しかも犬にとっては楽しいゲームだったり人といてシアワセだったりするんだね。

他方、盲導犬を必要とする人は全国で7800人もいるのに対し、盲導犬は1000匹に満たないのだそうだ。しかも一匹の犬が盲導犬として活躍できるのは8年間だから、すでに盲導犬ユーザの人も何年かしたら次の犬が必要になるわけで、なかなか新しい人に行き渡らない状況らしい。

トレーニング室でのデモンストレーションが終わると、その後は犬舎などを各自で見て回れる時間になった。犬舎へはAmieを連れては入れないので、Amieは午前中コーヒーを飲んだラウンジに繋いでお留守番させておいた(トレーニング室やラウンジの壁には係留用の金具がついている)。まず、引退犬が暮らすお部屋へ。14~15歳になる犬が数匹のんびりしていた。なでてあげたかったけど留守番させているAmieに遠慮した。どうもAmieがいないところで他の犬に触るのって、"奥さんに内緒で浮気してるオット"みたいな後ろめたい気分になるんだよなぁ。。。しかも人間の"奥さん"と違って100%匂いでバレるし(-▽-)。

他の犬舎は母犬と子犬たち用、訓練犬用など機能別に棟が分かれていて回廊でお互いが繋がっている。子犬たちはパピーウォーカーに引き取られる前のちび助ばかりで、すごくかわいかった。盲導犬とユーザ(視覚障害者の人)が共同訓練期間中に使う宿泊所など一通り見せて貰ってラウンジに戻ってみると、きまじめな顔つきでお座りして、私が出て行った側の出入口をじっと見つめて待つAmieがいた。エヘヘ、やっぱ私にはコイツが一番かわいいや(^^ゞ
犬舎を周りラウンジに戻ってみると、Amieがきまじめな顔つきでじっと待っていた

朝霧高原~西湖近辺でお風呂~道の駅で車内泊

ほとんど丸一日盲導犬総合センターで過ごし、4時を過ぎてからセンターを出た。朝霧高原に寄って、日が暮れてから西湖湖畔の日帰り温泉「いずみの湯」でお風呂&夕食。今晩どこに泊まろうか迷ったが、最近物騒な事件が多いのであまり静かすぎるところもどうかと思い、結局道の駅(の駐車場)に落ち着いた。

本栖湖、精進湖、西湖

明けて9/22(土)。 3連休初日だからか、周りの出足が早い。7時過ぎにクルマから起き出してみると、駐車場は東京あたりからさっき着いたばかりという感じのクルマがたくさん停まっていた。 午前中は本栖湖、精進湖と移動しながらAmieは(あいかわらず)水泳三昧。お昼は精進湖湖畔の「ことぶき」というレストランでほうとうを食べた。このレストランは表にデッキ席があって、湖を眺めながら戸外で食事ができる。デッキ席は犬連れOKで、必要なら柵に係留する金具もついている。お味はまあまあ、ファミリーレストランというわりにはそうリーズナブルな値段でもなかったけど、デッキ席は注文時にお金を払うシステムで大型犬連れには都合が良かった(一人旅だと外に犬を待たせてレジに行ったりが意外と面倒なの)。

西湖のほとりでカヤックの仲良しファミリーと出会う

午後は西湖の根場浜(ねばはま)に移動した。根場浜は西湖の一番西端、地図で見ると尻尾の先っぽみたいなところに位置し、小さな浜になっている。晴れた初秋の午後のこと、釣りをしたりカヌーに乗ったり何グループかが思い思いに遊んでいた。私も水際近くにクルマを停めてAmieを降ろした。Amieは速攻で湖へドボン。 西湖、根場浜(ねばはま)

隣の愛知ナンバーは、小学生ぐらいのかわいい女の子2人とパパさんママさんのファミリーグループ。パパさん操るシットオントップ型のコンパクトなカヤックにかわるがわる同乗しては沖に出て遊んでいた。

「ふ~ん、こういう小ぶりのカヤックもあるんだ・・」

数年前に伊豆でシーカヤック体験して以来、葉山の海とか、こういう湖とかを訪れる度に「カヤック欲しいなー」と横目で眺めていた。まぁ一般的な話としてはレンタルで十分なのだけれど、大型犬連れで私が操れるものとなるとシットオントップでないとちと厳しい(Amieは当然飛び込むので途中で引き上げてやらないといけない)とかなんとかいろいろ条件がついてくる。"フラっと旅"が多いので行った先で都合良く調達できるとも限らない。一方、自前で持つとしても、女子一人旅@大型犬付きにはクルマへの積み卸しや水際までの運搬がきつくてあんま現実的じゃないなーとか、きっと何十万円もするんだろうなーとか思って諦めていたのだ。

カヤックファミリーに聞いてみたら、パパさんがいろいろ詳しく教えてくれた。パパさんが乗っているのは鈴春というメーカーが出しているノマドというモデルで他にもムーヴという3mを切るコンパクトながら私とAmieのコンビぐらいなら十分なモデルもあるのだそうだ。値段も7万円ぐらいで買えるらしい。

一方、ファミリーにAmieが泳ぎが上手なのを褒めてもらい嬉しくなった私は、ラブラドールが昔は狩りのお手伝いをしていた犬で、足に水かきがあって泳ぎが上手なこと。とても水好きであり、また雪やハイキングなど一緒にアウトドアを楽しむにもおもしろい犬種だと紹介した。パパさんはニコニコしながら聞いてくれて「じゃぁ、将来ウチの娘達が僕と遊んでくれなくなったら、カヌーのお供にしようかな~」。

Amieはこのファミリーの下の女の子にずいぶん遊んで貰った。彼女がAmieの尻尾につかまって一緒に泳いだり、ボールを投げて貰ったり。。。愛知のファミリーさん、Amieと遊んでくれてありがとう(^^)!

帰路:思いがけず談合坂S.A.(上り)が良いところで長居する

本当は、ETC割引で高速代が半額になるのを狙って、東京に10時過ぎに着くようなタイミングで帰ろうと思っていたのだが、ファミリーと別れて西湖を出たらまだ4時過ぎなのになんとなく中央道に乗ってしまった^^;。まだお日様も出ているのにモッタイナイ。談合坂のS.A.に寄ってみると、これが犬連れには嬉しいサプライズな穴場だった!

上り方面の談合坂S.A.には広大な芝生のエリアがあって、その辺のドッグランなんで目じゃない感じなのだ。隣で別の犬が遊んでいても気にせずフリスビーが楽々できちゃうぐらい広いの。囲いはないのでちゃんと呼びが効く犬でないとダメだと思うけど、しっかり訓練された犬ならココを目的地に遊びに来てもいいくらい。私とAmieはボール投げ、隠したボールを「捜して!」ごっこ、ついでに昼寝まで、日が暮れるまで2時間近くも遊んでしまった。
談合坂S.A.(上り)の広大な芝生エリア談合坂S.A.(上り)の広大な芝生エリア「やすらぎの広場」

談合坂から都内までは大した渋滞もなく、元々距離も大してないのでETC割引が効かない中途半端な時間に(苦笑)帰宅。でも楽しかった!

 
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