2011/05/04 北軽井沢-二度上峠から鼻曲山・氷妻山(日妻山)

on 2011-05-05 | Tags: ハイキング, 山登り, 群馬県

Amie(愛犬)を連れて久しぶりにハイキングへ ~ここ1年半のAmieのことなど~

2009年の秋、Amieは右後肢前十字靱帯断裂の怪我をして、切れた靱帯の代わりに紐(ワイヤー?!)で繋ぐ手術をした。走るの厳禁、歩くだけーな生活を  半年送った後、ようやく元気にボール遊びができるまでになった丁度1年後の昨年10月、今度は左の後肢前十字靱帯を断裂 (T_T)。左脚に同じ手術をした結果、両脚人工靱帯のスーパー・アンドロイド犬に変身した(号泣)。

幸い、2回目の方が回復が早く、年明けぐらいには走れるようになったが、13歳という年齢もあってジャンプ力やダッシュ力の衰えは否めない。  膝の負担を減らす意味でも筋肉をしっかりつけてやらないと、と思いつつ、今冬は、私が仕事で忙殺されて思うように運動させてあげられなかった。

車のリアシートに飛び乗る時にちょっと危なっかしい時がある。本当に上がれなくなる日まで抱いて乗せてやる気はないのだが、ズリっと失敗して本人(犬)が自信をなくしてしまわないように、飛び乗る最後にポンとお尻をはたいてサポートしてやるようにしている。

ようやくゴールデンウィークで北軽井沢に来られたので、少しは運動兼ねて連れ回そうと思った。丁度母親のお伴で近くの鼻曲山というところにハイキングに行くことになったのでAmieも連れて行くことにした。  二度上峠から氷妻山(日妻山)~鼻曲山を往復するコースで、前日母がネットで調べたところでは、コースに犬が苦手な鎖場や岩場はないらしい。片道2時間ほどとのことで、運動不足のAmieと飼い主コンビでもなんとか大丈夫だろう。

  // 実はAmieよりもむしろ飼い主の運動不足の方が深刻だったりする ^^;; 。

二度上峠に車を駐め、獅子岩を経て氷妻山(日妻山)

5/4(水) 9:14
北軽井沢から高崎方面に抜ける県道54号の途中、標高約1,390mの二度上(にどあげ)峠 に車を駐め、ここから出発。北軽井沢から上がった反対車線側に車7~8台分の駐車スペースがあり、そこが氷妻山・鼻曲山への登山口になっている。私たちが着いた時は3~4台埋まった状態だった。

二度上峠駐車場 二度上峠駐車場 二度上峠から浅間山
【写真】
駐車場入り口にある峠を示す標識(写真 左)と、県道から駐車場を見上げた所(写真 中央)、峠を北軽井沢側に越えれば残雪の浅間山が目の前にどーんと(写真 右)。

登山道からしばらくは背の高い笹藪が続く。地面が見えないほどだが、コースにはピンクのテープで目印がつけられており、踏み跡も確かなので迷う心配はないと思う。

あ。。えーと これからの季節、犬連れさんはダニ対策マストです。Amieはフロントラインをしていなかったので、小休止の度に体表をチェック。潜り場所を探してノコノコ歩く間抜けなダニを、指でピシッと吹っ飛ばしてやりましたww

登山道からしばらくは背の高い笹藪が続く登山道からしばらくは背の高い笹藪が続く

犬の難所 (獅子岩の巻き道内)

10分ほどで獅子岩という巨岩を右に巻く形で通過した。この巻き道上に今回のコースで、恐らく唯一の、大型犬連れ 要注意ポイントがある。2mぐらいかな、岩の段差があって行きはそこを降り、帰りは登らないとなのね。崖と言えるほど切り立った2mではないのだけれど、犬単独での登り降りはちょっときついと思う。特に行き(降り方向)は着地点が狭くて踏み外すとズリッと谷側に行きそうな感じなので、誰かが先に降りて犬をサポートしてやり、帰り(登り方向)は先に行かせてお尻を支えてやるとセーフティかと。なんしか、前後見境なく飛び降りちゃう"おっちょこちょい犬" と、"度胸なし犬" の飼い主さんは、ココご注意くださいませねー^^; 。

犬の難所(上から見下ろした所) 犬の難所(下から見上げた所) 犬の難所(下から見上げた所)
【写真】
巻き道の要注意ポイントを上から見下ろしたところ(写真 左)。左手の壁伝いに降りる。右手の白っぽい倒木の足下は谷に向けてザレているので、(人が)先に降りて犬を受け止めてあげよう。
写真 右は注意ポイントを下から見上げたところ。帰りはここをよじ登る。上がった先は危なくないので、前脚をかけさせてお尻を持ち上げてやれば大型犬でもそう難しくない(ハズ)。

その後は、ずっと明るい尾根沿いを歩く。登り降りはそうきつくない。所々で、樹皮が荒々しく剝かれた樹を見かける(写真)。母は「ひぇ~熊?!」と恐れをなしていたが、たぶんカモシカの喰い跡なんじゃないかと思うよ。
カモシカの仕業?カモシカの仕業?

10:10過ぎ、
氷妻山手前の小ピークを2つ越えると氷妻山山頂に到着。1487m。 三角点がある。
ちょっとしたスペースがあり小休止。看板に鼻曲山まで2.1Km、二度上峠まで1.4Kmとあった(写真)。
氷妻山山頂

急降下&急登のち鼻曲山

氷妻山からは少しの間、鼻曲山に背を向ける方向にゆるっと下り、急な坂を鞍部まで降りる。木々の間から大天狗と呼ばれる鼻曲山頂が見え隠れしている。「わー、またあそこまで登らないとなのに、一度下るなんてモッタイナイなー。。。 ^^;; 」
氷妻山方面から鼻曲山
氷妻山から鼻曲山頂までは私たち"2人と1匹 足弱部隊" で1時間半弱。 後半30分、国境境と二度上峠の分岐までは結構息の切れる登りだった。ちょこちょこ段差はあったけれど、Amieも犬なりに考えるらしくそういう箇所はプチ・トラバースして問題なかった。

ばぁば、まだかな。。。ばぁば、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!ばぁば、きたおー
【写真 左と中央】- 急登で遅れがちな母を心配し、様子を見に戻るAmie。ただし若犬の頃と違い、急坂を下ってまでは迎えに行かない絶妙な省力っぷり(苦笑)。
【写真右】 - 母が姿を現した。満足して、まるで自分の手柄のようにヘラヘラ笑いながら戻ってくるAmie。

11:50頃。
分岐点を過ぎると斜度がぐっと緩くなって、ほどなく小天狗に到着。浅間山がきれいに見える。
ここが山頂っぽく見えるけど、本当の山頂 1655m は数分行った先の大天狗の方らしい。小天狗、大天狗ともに小スペースがあり、先に着いた数パーティが思い思いにお弁当を広げていた。風もなくて気温も程よく、私たちもお昼を食べることにした。

たまたま犬好きさんが多かったのか、13歳の年齢的には十分婆さんな犬がけなげに?!登ってきたことが受けたのか、Amieは周りのハイカーさんにずいぶん優しくしてもらい、お兄さんハイカーと一緒に写真まで撮ってもらっていた。

鼻曲山頂でAmieと母ときつねのボタン2011-05-04_022
【写真】
鼻曲山頂でAmieと母ときつねのボタン(写真 上左), 大天狗 = 鼻曲山頂(写真 上右)
小天狗の山頂部(写真 下左) , 小天狗側から浅間山(写真 下中), 浅間隠山(写真 下右)
小天狗の山頂部鼻曲山(小天狗)から浅間山鼻曲山から浅間隠山

鼻曲山からの戻り ~耳の遠い犬は、見失うと大変だったり

12:42、
同じコースを戻り始める。さっき息を切らした坂も下りなら楽々だ。どんどん下る。

道が左右に分かれて、ほんの数mで再び合流する箇所があった。たまたま前を行くAmieが左を、私は右に進んだことで小さな事件が起きた。

Amieが振り返ると、すぐ後ろに居たはずの私の姿がない。 -私からAmieは見えていたのだが、笹藪が邪魔して背の低いAmieには、反対の道にいる私のことが見えなかった。-
Amieは血相を変えて元来た道を引き返し、30mほど後ろに居た母のところまで戻ると、そこにも私の姿がないのを見てさらに慌てたのか、コースを逸れて獣道を尾根の縁方向に走って行きかけたのだ。崖から落ちたら大変!母と私がAmieを呼ぶが、聞こえてない。。。(><)

そう、実は1年ほど前から、Amieは耳が遠くなりはじめ、最近はほとんど聞こえていない様子なのです。
Amieは私たちから離れることはほとんどなく、姿が見えれば手による合図で呼びやdown(伏せ)ができるので、普段の生活に支障はないのだが、声による呼びが使えなくなったことで、夜や見知らぬ場所など、アイコンタクトが取りづらい所ではリードを放せないと感じることが増えた。

今度も少し行きかけた所で、私の姿に気づいて戻ってきたから、迷子や崖から落ちるような事態にならずにすんだが、運が悪ければ危ない目に遭っていたかもしれない。私もだが、Amie自身も懲りたらしく、それ以降は私の前に出ることがなくなってすぐ後ろをついてくるようになった(元々、どんな危険があるかわからない山道で、犬に先頭を歩かせるべきじゃなかった。反省orz...)。

【耳の遠い老犬連れの注意点】
老犬連れの注意点。。。というか今更ながらの自分メモ ^^;;
■大原則 = リーダー(人間)が前、犬はすぐ後方足下につかせる。
危険回避の意味でも、他の人(や動物)にバッタリ遇ってしまった時の対処の意味でも、犬が先頭はNG。
■山道でリードを繋いで歩くと木に絡まったり相手の動きでバランスを崩したりと、(大型犬・人)お互いに危険と考え、状況が許す限りしないで来たが・・・、
Amieの耳が遠くなった今、視界が悪い藪などでは繋ぐ方が安全なんだろうな・・・はぅー(><)。

氷妻山への登り返し~二度上峠まで

13:45頃
・・・と、まぁ、小さな事件はあったが、大事には至らず。氷妻山への登り返しはやや息が切れたが短区間で済んで1時間ほどで再び氷妻山に戻ってきた。ここで小休止

再び犬の難所 (獅子岩の巻き道内)

13:52
前述の"犬の難所"地点通過。今度は2mの岩をよじ登る方向だったが、"婆さん犬"Amieでも、お尻を押し上げてやったら後は自分で這い上がり、たいした苦労はなかった。そこを過ぎたら駐車場は目の前で、距離にして400m程度かな、ほどなく到着。お疲れ様でした-。

帰宅

14:37(二度上峠 到着)
駐車場の車は7台ほどに増えていた。景色の良い場所なので観光客の車も混じっていたと思う。簡単に荷物を片付けて帰途についた。帰りがけ、北軽井沢交差点近くにある地蔵川の湯によってみたけれど、ビジター受付は13:00で終わりらしく、残念ながら入れなかった。別荘に戻って自宅風呂で済ませまちた (-.-)y-~~ オシマイ。

下山した車の中でAmie(お疲れ様-)

追伸:
戻った当日中、Amieはやたら元気いっぱいだった。でも、翌日は1日中眠りこけていた。犬も年を取ると、疲れが翌日以降にくるんだろうかー??

記事本文おわり

旅のデータ - 2011/05/04 北軽井沢-二度上峠から鼻曲山・氷妻山(日妻山)

二度上峠の駐車場(登山口)
駐車スペース: 車7~8台分
トイレ, 水場: なし
二度上(にどあげ)峠の名前の由来について
私自身は旧 草軽鉄道がスイッチバックで登り返す難所だったから、と聞いていたのだけれど、江戸時代にすでに「二度上」の記述が出てくるらしいです。
形名さんのブログ「上州くるまのこほり異聞」の記事で知りました。
信州百名山 「鼻曲山」 二度上峠コースマップ | 長野県山岳ガイド・ホームページ
http://www.naganoken.jp/mount/toshin/karuizawa/hanamagariyama-mapb.htm - リアルで見て楽しいコースマップ。
http://www.naganoken.jp/mount/toshin/karuizawa/hanamagariyama.htm同ホームページ内、二度上峠コースを含む、コースマップの他、写真とコースタイム付きの記録があって参考になる。
北軽井沢温泉 地蔵川の湯
http://www.jizogawa.com/onsen.html
一軒宿の温泉。ビジター受付は10:30~13:00まで、14:00終了で、夕方行っても入れないので注意。入浴は大人1,000円でこの辺りとしては平均的なお値段。
鼻曲山~二度上峠コース~(2011年5月4日) | わこさんの山旅覚え書き
今回同行した母もブログに書いたのでリンクしておきますー。犬のことは大して書いていませんが、よかったらご訪問ください。

(2011-05-04 現在)